マガジンのカバー画像

間取りの考え方

113
アラフォー女性建築士が家の間取りを考えるときどうやって考えているか、間取りを作る条件から完成間取りまで書いた記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#毎日更新

間取りの考え方~2階なのか3階なのか?

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は毎週恒例の『間取りの考え方』です。 ですが!昨日は急な仕事依頼で準備する時間がなかったのです。 だったら急にごり押しされた仕事をネタにしてやろうと思いました。 愚痴に見えて愚痴ではないのでお付き合いください。 ごり押しされた仕事内容不動産屋さんが土地を購入する時に 『急ぎでプランを入れて!』 と言われるのです。 理由は土地を買う判断をするためです。 不動産屋さんが土地を買うのは大概は売る為

間取りの考え方~三角の家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は土曜日恒例、そして今年最後の『間取りの考え方』です。 今日はこの間からずっっっと考え中の間取りの続きです。 ↑途中経過 プラン① そして今回は前回の途中経過の間取りをいったん片隅において全く違う考え方で作成してみようと思いました。 外観から考える海外の建築サイトを見ていたら今回考えている家と同じぐらいの間口の建物が載っていました。 三角屋根が可愛い家です。 この外観を丸パクリで書いてみようと

間取りの考え方~ドラマを参考に

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 先週の土曜日にバルコニーに関する記事を書いた時に過去のネタで書いた間取りがでてきたので今日はその事について書こうと思います。 ドラマ『隣の家族は青く見える』を参考に2018年のドラマです。 複数の家族が暮らすコーポラティブハウスのドラマです。 コーポラティブハウスという言葉はこのドラマで初めて知りました。 コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得

間取りの考え方〜バルコニーって必要?

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 すみません、今日も『間取りの考え方』ですが間取りではありません。 間取りを考える中で最近思っていること 『バルコニーって必要?』 ということについて書いて行きたいと思います。 古い間取り図は出てくるので間取り図好きな方よかったら最後までお付き合いください。 バルコニーの役割・洗濯干しスペース 最近はどれぐらいの割合の方が外干しされているのか分かりませんが。 バルコニーと言えば洗濯干しスペースと一時

間取りの考え方~考え中

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今日は週末恒例『間取りの考え方』ですが・・・ まだ考え中の間取りについて書こうと思います。 敷地条件敷地面積 約63㎡(約19坪) 用途地域 第一種中高層住居専用地域 建ぺい率/容積率 60%/200%(前面道路4mの為160%) この敷地条件から算出しても建物の大きさは 建築面積が最大約37㎡(約11坪) 床面積が最大約100㎡(約30坪) になります。 結構な狭小住宅になります。 建売住宅

間取りの考え方~LDKに集まりたくなる平屋

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今日は土曜日ですので、恒例の間取りの考え方をやりたいのですが 相変わらず忙しい日々を過ごしていまして、UPできる最近の間取りがないので過去に書いた間取りから記事を書きます。 では今日もやっていこう~! まずは間取り 間取りはこちらの平屋です。 この間取り図を見ただけであれ、この間取りってと気づいた人はかなりのドラマ好きかと思います。 そうです。 この間取りはドラマを参考にしました。 私が恋愛

間取りの考え方~人が集まるキッチン

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は私の書いた間取りの考え方について記事を書いています。 というわけで今日もやっていきます! 今日の間取りはなかなかネタにできる間取りを最近書けていなくて過去の間取りからネタになりそうな間取りを引っ張ってきました。 今回は今までの間取りと違い仕事の依頼をうけて作成した間取りではありません。 ネタ用に作成した間取りです。 私がお世話になっている工務店 Beans Home のインスタグラムにUP

間取りの考え方~3階建て狭小住宅

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に住宅を設計しています。 週末は私が間取りを作る時にどうやって考えているかを間取りとともに説明していく『間取りの考え方』という記事を書いています。 今日は敷地条件が厳しいので少し一般受け以外を狙った建売を建てる計画で過去に作った間取りについて書いて行きます。 敷地条件結構前なので思い出しながらになるのですが・・・ 大阪市内の土地で敷地面積が約16坪 角地で接道している道路幅員も広いので道路斜線などは十分余裕がありました。 用途地

間取りの考え方~放映されたモデルハウスができるまで

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に住宅を設計しています。 今日は土曜日ですので、毎週恒例の『間取りの考え方』やっていきます。 今週はTVで放映された物件があの間取りになるまでの経緯を書こうと思います。 実際に建った建物の『間取りの考え方』は初めてですね。 この間取りに至るまでの『間取りの考え方』やっていきたいと思います! 敷地条件土地の面積は約50坪(約165㎡)と広めなのですが敷地に高低差があります。 道路と建物が建っている部分で約2m近い差があります。 駐