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かっこいい世界線で生きたい

お金から脱出した世界で頑張っていきたいなとか、かっこいいことを言いたくなる。いや書きたくなる。

お金は持っていない。今持っているお金は母から頂いたお金だ。お金は小さな頃から使う。正義だと思いもらったお金はバンバン使った。アルバイトを始めた大学1年。103万円ギリギリまで働きまくり、その全てを使った。お金なんて貯金なんてしてこない。いやできない。やればできるけどやらないし、できないのだ。お金は使ったほうが楽しい。これに尽きる。

無駄遣いは無駄な気がするし、買った後に使わないことの方が多い。でもお金が使えるという楽しさに酔いしれるのも悪くない。お金がないからやらない。できない。お金がないならないなりに我慢するがあるなら欲しいものや、やってみたいことにバンバンお金を使ってやってみた方が良いと思っている。

焙煎がしたくなったから焙煎機を買った。手挽きミルじゃ大変だと思ったから電動ミルを買った。買ったミルはちょっと違ったから買い替えた。良い物件があったからお金はないけどすぐ借りた。全部金がないとできないけど、ちょっとあればできることだ。お店を始めるというのは大変お金が必要になる。でもお金は気合いでなんとかなる部分もある。僕の店舗は特別かもしれないけど、家賃は5.8万円。風呂とトイレはめちゃくちゃ古くて借りる人がいなかったからか、大家さんが改装してくれた。80万円くらいかかったらしい。運命的な奇跡的なことだけど、こういうことはきっと起こる。

散歩している時にゴミがあったら拾う癖がついた。親友が教えてくれた運拾い。このおかげで良いことが起こった時に運拾いのおかげだと思えるようになった。喜んでタバコのポイ捨てガラを素手でポンポン拾うようになった。正直言って楽しい。

困った人がいたらなりふり構わず、許可も得ず助けられる人になろうと思う。両隣の洗い物が溜まっていたらなりふり構わず自分のとこの食洗機にぶち込む。電気代がかかるし他人のところを洗わないでいいと言われるか思われるか知らないけど、僕がやりたいからやる。電気代なんか気にしている場合じゃない。洗ったら嬉しい。自分が嬉しいし、喜んでもらえるからそれでいいんだよ。こんな世界線で僕は生きたい。生き抜きたい。

そしてコーヒー屋の本はどれもかっこいい。コーヒー屋の文章は心に響く。いつか今よりもっと頭が脳みそがほぐれて人の心を叩けるくらい最高の文章を書ける人になる。そうなるためには目の前の珈琲と向き合い続けて好きなことと向き合い続けてやるしかないのだと思う。ではまた。

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