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荷物をぶん投げてほしい。

気づいたら15:00が近づいていた。今朝もいつもと同じようにリーマン珈琲を開催してたくさんの人がコーヒーを注いで仕事に行った(全員ではないけど)。その間僕は焙煎をしながらお客さんにいってらっしゃいと言う。親友がくれた小さな椀のようなものに投げ銭をするスタイルなのだけど、ぶっちゃけ何円入れようがあまり気にしていない。例えば100円ではなくそれ以下のお金を入れてそそくさと逃げていかれても多分やめない。逆に10000円とか入れられたらどうしようかと悩んでしまうと思う。

リーマン珈琲は8:30に終わる。終わったら入り口を片して、カーテンを一度しめる。次のオープン時間は10:00。それまでは自由時間だ。始めた数週間はその時間で超早い昼寝をしていたのだけど、最近はその時間にパン屋さんに行くかスーパーに行く。それか家でぼーっとする。美味しいパン屋さんがあってそこにいって2つパンを買う。買うパンの値段は気にしない。と言うのが自分ルールだ。そのパン屋がいいのはお互いが顔を覚えているが、あいさつと笑顔以外に知っていることが何もないことである。もちろん僕は店員さんがパン屋ということはわかるが、それしか知らない。どんな思いを持ってパン屋さんをやっているのか。とか知らないし聞かない。逆に相手も僕のことを聞いてこない。聞いてこないと書いたのはちょっと聞いてほしい(珈琲屋やっています)部分もあると思う。けれどもこの状態であることが、店に行きやすい理由なのだと思う。

さて10:00になって店を始めたが、誰もこず淡々と時が過ぎていく。メルカリで発送された本が届く予定だったので今か今かと待ち望んでいたら、見知った顔のお兄さんが店の前で停まった。もちろん僕宛の本だ。笑顔で店のドアを開け「アイスコーヒー頼めますか」と言ってきた。お客さんが来ると思っていなかったので、慌ててお湯を沸かしてちょっとお待ちください!!と言ったら、目の前のマンションに荷物届けてくるのでお願いしまーす!と言ってくれた。

さて無事にお兄さんにコーヒーを渡し、時間指定までしているのに不在の人がいたら荷物をぶん投げたくなると教えてくれた。もちろんその方は投げていないだろうけど。でもその気持ちは配達員さんなら誰でも持っているよなとも思った。というかみんなぶん投げてほしいとすら思った。もちろん時間指定までして不在の人だけだけど、、

そしてまたお客さんが来ない時間が現れたので、届いた本を読み始めた。最近は百万年書房という出版社の本を立て続けに読んでいて、全部本当に面白い。本を書き自分のことをこれだけ書いて伝えるのってかっこいいなと思うと同時に自分ももう少し文章を丁寧に書こうかななんて思ったりする。

気づけば一冊読み終わり時間は15:00。というわけ。そこから現在書いている文章もそろそろ書き終わって、これから何をしようかな?なんて悩んでいます。全然悩んではないけど。「時間」があれば読書が進む。「読書」が進んだら思考が捗る。そんな気がする。書くことが無限大のように感じる。書ける。小学生の頃から得意だった作文。クラスで大体1番に書き終えていました。頭から飛び出ては手が動いた。それが今noteでタイピングに変わっただけだね。

昨日の夜から今日の夜はサイゼリヤに行くと決めている。だから19時にはピタッとお店を閉めて、自転車で近くの小さなショッピングモールに行って1人で食べてやるんだ。だから昼間のピザは我慢した。すぐそこにドミノピザがあってネットで注文したら取りに行くだけの最強立地。だが我慢した。それだけ腹は空いているけど、サイゼリヤで何を食べようか今からワクワクしていて、それに同じ場所にブックオフもあるから、本でも見に行こうかなと考え中。売上がなければ動きが鈍るけど、それでも動いてお金を使った方が自分にとっては身体と精神が正常に戻る感じがします。

ではまた。

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