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「正しさ」の人それぞれ

ホテルで働いていると、本当に素敵なお客様から、なんだこいつみたいなお客様もいらっしゃる。「なんだこいつ」とは言わないけれど。

フリースペースがあって、そこでは何をしててもいいから、最近ではお酒を飲む人が多くて、酔っ払っている人やカップルがいたり、会議みたいなのをしていることもある。今日はフロント横にあるソファに足を乗っけている男性とその横に座っている女性がいた。女性も注意しなよ。と思ったけれど、机に足を乗っけてもよいと考えている女性だから男性が机に足を乗っけていようと何も思わないだけなのだ。僕が家で机に足を乗っけてはいけません。と教わってきただけで、僕以外の人が足を乗っけても怒られない家庭だったらどうだろうか。僕が生きてきたこれまでの人生が正しいことばかりではないよな。と感じた今日です。

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例えば、誰の家とは言えないけれど、〇〇は高いから買えない。今日も野菜が高かった。お風呂は家族が連続で入ること!冷めないように!ガソリンがまた値上げした。車乗らないようにしなきゃ。と毎日お金がないない言うような家庭だと、そこで育った子供は「お金」は大切に扱うものだ。貯金して貯金してなるべく使わないようにしなければならない。と脳に焼き付けられてしまうと思う。僕はそうならなかったけど(笑)

僕の母は、祖父母に厳しく育てられたので、僕らには甘く甘すぎるほどに育ててくれた。自動車免許のお金も払ってくれたし、友達の家にお泊まりもたくさん許してくれた。お金に関しても「大丈夫🙆‍♀️母さんお金持ちだから!」とお金の心配もさせないようにしてくれた。実際は父と離婚してから死ぬ気で勉強をして、僕らのために毎日働いていることはまがいもない事実である。

なので祖父母のように固すぎる節約家にはならなかったけれど、それがいけないとも思わなくて、正しいのはどちらでもなくてその両方が、いや多数の意見が全部正しいんじゃないかと思う。

僕らは多少なりと自分の意思を持って生きている気がして、でもその少しの意思は世の中では普通じゃないと言われることがある。僕と親友は「就職をしない」道を選択したわけだけど、実際に普通じゃないと言われることがあった。その時に僕らの意思は正しくないと判断されがちだけれど、こんな時にいや、あの人たちも正しいと思うけれど、僕らが「就職をしない」と感じ、そうしたいと思ったことも正しいのだ。と自分で自分を肯定することができれば、自らの道を進んでいける気がする。今回の「就職をしない」という決断は僕らの師匠が背中を押してくれたからで、自らの意思だけでは迂闊に動けなかったのだけれど、こうして少しずつ自分の意思を尊重しつつ、相手の意見も受け入れていけると尚よいのだろうな。

そういえば僕の親友は「背中を押すだけの人」をやってます。詳しくは下のnoteを読んで欲しいのだけれど、僕自身何度も背中を押してもらっていて、本当に背中を押してもらうだけだけど、必ず一歩踏み出すことができる。本当に読んで欲しいので、僕のnoteは後回しでもいい。

正しさの人それぞれ。

机に足を乗っけるのはマナー違反という人の方が多いとは思っているけれど、それでもそれは全然いけないことではない!と言う人もいる。まあ正直公共の場で皆が使う机の上に素足で足を乗っけるのはおかしいだろ!と思っているのが僕です💢それでも僕はそのおかしいだろ!を言葉にできず、注意することはできなかった。

ただここで注意できなかった自分を責めることはしないでおこう。例えば自分がミスした時などに自分を責めてしまうと、どんどんネガティブな方向に持っていかれる。そうならないように〇〇出来なかったら〇〇出来なかった自分もそうしたかったと思えた。それだけでいいな!と少し軽めにポジティブ思考になれたら、毎日気楽に過ごせます。

僕は大体ポジティブに生きてます。ネガティブになるのは恋人との悩みの時くらいで、なぜその時だけネガティブになるのか分からないけれど、その他は大体気楽にニコニコして過ごしてる。今はこんなご時世でどこに行くのも誰と会うのも中々難しいけれど、行きたいところには行った方がいいだろうし、会いたい人にはさっさと会った方がいいよな。と思うのが僕なだけで、今はダメでしょ!と言う人がいてもいい。

世の中いろんな意思がくるくると飛んでいるので、そこから自分はこれ!を選択していくのが楽しいんだろうな!そんな人生を楽しんでいきたいと思います。ではまた。

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