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母との関係① リアル巨人の星

私達が子供の頃「お受験戦争」「ステージママ」「教育ママ」「スパルタママ」という言葉をよく耳にしたなぁと思う。

そう、私の母親はいわゆる「スパルタママ」でした。

どうスパルタだったかと言うのは後々書いていくとして。

とりあえず子供の頃に見せられていたアニメは「巨人の星」(今の子は殆ど知らないかな)

完全にスポ根イズムを注入されまくっていました。

逆に父親が借りてきてくれるアニメは「ラスカル」「小公女セイラ」とか。笑


子供の頃を思い出す時、「よくグレなかったなぁ」と自分で自分を褒めるようにしています。

この教育法や、柔道の関わり方によって、私というものがどんどん形成されていくのだけれど、それによって選手としても少し苦労したよって事を書いていけたらいいなと思います。(私自身は解決済み)


母は子供達を将来、世界チャンピオン、オリンピックチャンピオへ育てるあげる事に全エネルギーを使ってるような人でした。

それはそれはすごいエネルギーでしたよ。(真似できない)

だから私が世界チャンピオンになった事で、沢山の人に「お母さんの情熱が実ったんだね」とか「お母さんのおかげだね」と言われる事も多かったです。

けれど、私はこれを毎回否定しています。

そして自分が少年柔道の講習をする時には、必ず親御さん向けてこう話すようにしています。

「子供の情熱を親御さんが追い越し、尚且つ押し付けるような事はしないほうが良い。必要なのは親が子供の1番のファンでいる事と、子供の柔道を好きだ!という気持ちを大切にしてあげてほしい」

私は子供の頃、柔道が嫌いだった。練習も嫌いだった。でもお母さんが怖いから辞めれない。そんな子供でした。

結果的に世界チャンピオンになったけれど、それは結果論にしかならない。私は母親の指導が正しかったとは思っていないのでね。

今後過去のエピソードとその経験からの母親との関係を書いていきたいなと思います。




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