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ASDと組織について考える 『リエゾン 〜こどものこころ診療所〜』12巻
おはようございます。毎日1投稿が10日超えました。自分エラい。
まず、今回読んだ12巻の内容は下記の通りです。
①起立性調節障害といじめ 後編
中学1年生 男の子のケース
②障がいを本人へ告知することについて 前編
小学校3年生 男の子のケース
「(いじめから)逃げんたんじゃなく、何百とある選択肢から、自分にあった道を選んだだけ」というフレーズが印象的です
日本では、特に我が子に対しては、人生の選択においてスタンダードではない道を選ぶことを、親が過度に嫌がる傾向があるのではないでしょうか
普通の小、中、高校に通って、それなりの大学に出て、という普通を重視するあまりに選択肢を狭め過ぎていないか、と感じる事があります
わたしなんかは普通の道から外れてしまった上で、普通よりは良い生活が出来ているのだから、幼少期にレールに乗ることなんてちっぽけな事だと常々思っています
さて、並行して読み進めているせいで
「このエピソードは、『リエゾン』だったか『Shrink』だったか」
ということが往々にしてあります。
取り違えていたらご容赦ください。
この2作品を読んでいて考えることといえば、
第一に自分の子供達のこと、そして第二に何かしら心に凸凹(どちらかの作品内での表現)を抱える人たちと組織の関わり方です
これからの時代において、少なくともASDの傾向がある方のパフォーマンスを引き出し
良い関係を築ける組織が伸びる組織でもあると思うのです
それは企業としての多様性・懐の深さ・柔軟さを表しており
女性役員が多い企業のパフォーマンスが良好(※)なのと根っこは一緒なのではないかなと
組織に属する一人の人間として、また一人の株式投資家としてもそう思うわけです。
※ フォーチューン500企業において、女性役員比率上位の企業群は、下位の企業群と比較して、ROE(株主資本利益率)やROS(売上高利益率)が50%程度高い。
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