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2018年に買ってよかったもの5選

iPad Pro (2017モデル 10.5インチ)

今年最初にして最大の買い物です。2018年1月に買ったため、ホームボタンの無くなった11インチの2018年モデルではありません。9.7インチ第6世代無印iPadでもありません。10.5インチの2017年モデルです。

今まで使っていたiPad miniのホームボタンが効かなくなったので買い替えました。さすがにProと名の付くだけあり価格以外は特に不満の無い製品です。ハイエンドであり、アプリがさくさく動くとかそういうのは当たり前。たとえばエントリーモデルのPCでも動作の厳しいTweetDeckのようなサイトも、iPad Proでは楽勝です。指紋認証でのロック解除も便利。スピーカーが強化されたのもあり、Netflix等のマルチメディア閲覧用のタブレットとして優れています。

しかし、古いiPad miniを久々に触ってみても画面はきれいだし、そこそこ軽快に動作するし、サイズ以外の違いがあまりハッキリ分かりませんでした。私にProほどの物は必要無いのだろうと思いました。お求めやすくなった9.7インチ第6世代無印iPadや、もうすぐ発売されると噂される新型iPad miniで十分だと思いました。iPad Proはよくできた端末ではあるので、所有欲を強烈に満たしてはくれます。

なお2018年に発売された最新の11インチモデルでは、Penの短所がほぼ改善されたり、Lightningケーブルが廃止されたりと、結構良い感じのアップデートがされています。Appleにお金を払いたい人や、アルミニウムが好きな人には間違いなくおすすめできます。

Sony WI-1000X

私は長らく有線イヤホンだけを使っていました。それもSonyのノイズキャンセリングイヤホン(だいたいMDR-NCという型番です)を使うことがほとんどでした。以前使っていたのはSony MDR-NC750というノイズキャンセリングイヤホンです。

これも結構気に入っていました。

しかし市場にヘッドホン端子の無い端末が増えてきて、音楽はSpotify等の配信サービスで聴く機会も多くなってきた中で、ふと「音質にこだわっても仕方ないのでは?」と思い、ひさびさに無線イヤホンに手を出しました。そして、音質よりもその楽さにハマってしまいました。音楽を聞くために端子にイヤホンを刺さなくていいこと。端末をポケットに入れようがカバンに入れようがケーブルを気にしなくていいこと。これらが楽すぎます。

WI-1000XはLDACやaptX HDといった高音質Bluetoothコーデック対応はもちろん、転送後のイヤホン側でもSonyの謎の技術によりハイレゾ相当の高解像度にアップスケーリングがかかるので、無線接続ですが相当に良い音が鳴ります。フルワイヤレス(いわゆる"うどん"等)のモデルと違いバッテリーも10時間程度持ちますので、充電を気にせず1日フルで使えます。

REALFORCE R2 PFU Limited Edition

今年最高の買い物です。REALFORCEのキー配列と、HHKBのスイッチが組み合わさった、まさに私にとって最高のキーボード。詳細は拙稿にて。

Microsoft Surface Go (8GB RAM)

Microsoftの展開するWindows PCの中で、久々となるエントリーモデルです。重量を削った代わりにスペックも大幅に下がりました。

他のSurfaceシリーズ同様タブレット的な使い方を売り出されてはいますが、多くの人の想像通りWindowsをタブレットのように使うのはまだ難しいのはSurface Goでも特に変わりません。別売のキーボードカバーと実質セットで使うことになり、カタログスペックの読み替えも必要なのは注意が必要です。(具体的には価格が約75,000円→約90,000円、重量が522g→約765g)

それでも700g台という最軽量クラスのWindowsマシンに変わりはありません。Windows 10 Sモードというちょっと特殊なOSが搭載されていますが、これはすこしの操作で通常のWindows 10に無料で戻すことができます。VS Codeを立ち上げてNode.jsの開発をしたりSSHで開発サーバにログインしたり、といった用途がメインなのですが、普通にこなすことができます。

下記拙稿が、私のSurface Go購入時の初期セットアップほぼそのままです。参考までに。

Surface Goのキーボードは若干傾きが付けられるのですが十分な強度があり、本体のキックスタンドも角度無制限でしっかりしています。そのため、タブレット型の端末の弱点である安定性はかなり高いです。膝の上で使ったりするのも一応可能です。(現にいまベッドに腰掛けながらこの記事を書いてます)

一方で、Pentium Gold 4415Yという聞いた事あるような無いようなCPUを搭載しており、ちょっとかゆいところに手の届かない微妙なスペックです。日本市場にはHZ350UH75/B3など、同じくらいの重さでCore iシリーズを搭載したPCも少しですが存在するので、Surfaceにももう少し頑張ってほしかったところ。とはいえ重量があまり重視されない(気がする)米国からこういった小型軽量のモデルを新型として発売してくれるのは、個人的にはとても嬉しいことです。

Google Pixel 3

今まで使っていたONKYO DP-CMX1も悪くないスマホでしたが、先述の通りワイヤレスイヤホンを買ってしまい、DP-CMX1のウリであるTWIN DAC + TWIN AMPが無用の長物になってしまいました。電池持ちが悪くなってきたのもあり、買い替えました。

先代のDP-CMX1と比べると、Pixel3は同じくらいのサイズで厚さは半分くらい、重量も4割ぐらい減っていながら、画面は1割大きくなっているのに感動しました。比べる相手を間違っている気もしますが。

Pixel 3はQiによる無線充電、指紋認証、NFCによるおサイフケータイ対応と、機能は一通り備えています。先程のWL-1000XともLDACで接続でき、イヤホン端子が無くても問題ありません。

とにかくGoogleが本気を出したカメラの性能はさすがです。

適当にボタン押すだけでこんな写真が撮れます。ちなみに写真はサイゼリヤのあったか野菜ポトフ。画面奥は最近樹脂製グラスになった事でちょっと話題になったグラスワインのランブルスコ・ロゼです。カメラのポートレートモードというのを使うと自動的に被写体を識別してフォーカスしてくれます。結果、700円ぐらいの食事がこんな絵になります。

この写真を土産に「深セン行ってきた」とかデタラメを言えば結構な人を騙せる自信がありますが、これは適当に撮った大阪中之島の堂島川の写真にGoogle Photoが自動で補正してくれた物です。とくに水面の反射描画があり得ない程に強調された結果、ただの夜の川の写真が謎の近未来都市になりました。カメラ詳しくないので詳しくは知りませんが、なんか夜景モードというのを使って数秒静止すると肉眼で見ているより多くの光の量を取り込んで1枚の写真に反映するので、こういう絵になったようです。

以上です。来年もよろしくおねがいします。

2017年版は下記


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