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60分では読みきれないけど「60分でわかるSDGs超入門」

ここ最近、会社の上位層がSDGsという言葉を発しはじめたものの、なんのことやら全く知らず。難しいことはいらんので、触りを知りたい。そんな私には丁度良い本でした。

SDGsの概要はPart1-Part2を読めば把握できました。正直言うと、この本しか読んでいないのでホントに把握できたかはわかりません。ただ、世の中一般の人と会話を合わせるくらい、もしくはニュース記事を読んでわかったフリをできるぐらいには、ポイントを抑えたと思ってます。

第3章以降は企業がどうやってSDGsに取り組むか。利益追求と環境/社会改善の取組みは相反しがち。SDGsはその目標達成において利益追求することを否定しておらず、むしろ両立させていこうという立場をとっており、その説明に多くページを割いています。

一方、読んでで感じたのは、その両立は消費者および投資家(株主)のリテラシーに依存しているところが大きく、少なくとも日本においては著者が期待しているレベルの相乗効果がでてくるには時間がかかりそうです。

ちなみに読むのには3時間くらいかかりました。そんな時間のない方のために30秒でまとめると。SDGsとは「達成しなければ世界が立ち行かなくなる」ため絶対に達成する必要がある。そのためには、経済/社会/環境をトレードオフではなく両立(3両立?)させることで持続可能な開発(SGD)していこう。これです。

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