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アカペラーダイエッターLINE②

今日は前回のこちらの記事で紹介した「アカペラーダイエッターLINE」
をやってみてどんな成果が出たのか、その成果はなぜ生み出されたのかを「図解モチベーション大百科」の力も借りながら、自分なりに分析していこうと思います。

やってみてどうだったか?

私は初めて3週間で1.5キロマイナスになりました!
(今停滞期で0.5キロリバウンドしていますが‥‥)

LINEメンバーは全員で15人なのですが、そのうちの3名は体重減に成功!
中には2キロ以上の減量に成功したメンバーもいました。

なぜそういった効果が出たのか?

さて、今回の本題に入っていきます。

LINEでやってみてなにがよかった?と聞いたところ、以下のような意見が上がりました。

「LINEに入っているから励ましになった」
「LINEにそもそも入ったことで意識が変わった」
「みんなからの報告が励ましになった」
「みんなで励まし合えたことがよかった」
「みんなの頑張りが身近に感じられて切磋琢磨できた」

これらの意見を元に、それぞれどういった心理的効果によるものなのかを考えていきます。

「LINEにそもそも入ったことで意識が変わった」

これはちょっと著者の意図とずれるかもしれないのですが
P.79『遺伝と環境 憧れの輪に飛び込む』かと思います。

前回の記事で「体重を落とすということは習慣を変えることだ」という話をしました。体重が増えるには、体重を増やしてしまう習慣があります。
例えば、カロリーの高いものを好んで食べる、そもそも運動する習慣がない、寝る時間が短いため1日の摂取カロリー量が多い、何気なくちょこちょこ間食をしてしまう、ついエレベーターエスカレーターを使ってしまう、という感じです。

これらはなかなか意識をしないと変えられないものですが、「ダイエッターLINEに所属している」という帰属意識を持つだけで「気を付けてみよう」と思えるようになる。やっぱり、身を置く環境を意識することは大切ですね。

「LINEに入っているから励ましになった」
「みんなで励まし合えたことがよかった」

実はこのダイエッターLINE、お互いに褒め合うという文化があります!
どういうことかというと、例えばこんな感じです。

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こうやって自分が運動したことや、健康のために実施したことを報告してお互いに褒め合うことが大きなモチベーションの一つになっています。
残念ながらほめることに関するページがなかったのでモチベーション大百科から引用することができないのですが、「褒めるという行為の科学的効果」に関する、2010年に発表された論文を発見したので、そちらをご紹介します。(元が英語なのでわかりやすい記事をリンクで貼ります)

つまり、ある特定の行動をしたときに褒められることで、脳内にドーパミンなどの幸せを感じさせるホルモンの放出量が増え、もっとやろう!と脳自体が運動に必要な思考回路を強化させ、より運動するようになるという原理らしい。(割と単純で当たり前じゃんと思うかもしれないけど)

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(なんか、パブロフの犬に近いものを感じるのは私だけだろうか…)

「みんなの頑張りが身近に感じられて切磋琢磨できた」

これもモチベーション大百科にはないけど、ホーソン効果と呼ばれるものかと思われます。
ホーソン効果とは、誰かに見られている!いつも以上に頑張らなきゃ!と思うことで平常時より結果を出そう、結果を出す心理のこと。
さっきの環境に身を置くことにも通じそうですね。

まとめ

1.帰属意識を持つだけで違う
 自分を変えるには新しい環境に身を置こう

2.褒めることは科学的にも効果あり!
 習慣化したいことはほめる人を味方につけるとうまくいく

3.「ホーソン効果」をうまく使おう
 
みんなも頑張ってるし、見られてるから頑張れる


皆さんいかがでしたでしょうか?ぜひダイエットだけでなく、何か習慣を変えたいときには以上の点を意識してみるといいかもしれません。

次回は「家で手軽にできるおススメダンスYouTuberは誰?」というのをテーマに書かせてもらいます。

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