ネットワーク経済性
◎ネットワークの経済性について学んだことを書きます。
ネットワーク経済性とは?
●ネットワーク型のサービスにおいて、参加者が増えれば増えるほど個々の参加者の利便性が増す現象
●ネットワーク外部性・ネットワーク効果ともいわれる
※ネットワーク型サービスの戦略立案に役立てることができる!!
考え方
●参加者=Nとする
●コスト=2とする
→N=2
●便益=4とする(参加者数Nの2乗に比例する)
→参加者5人の場合
●N=5
●便益=25
→参加者12人の場合
●N=12
●便益=144
※どんどん便利になる
※優れたサービスとファースト・ムーバーズアドバンテージ(先行者利益)で多くの利用者を獲得!!
※市場のデファクト・スタンダードに!!
※参加者数を増やし、サービスの競争優位を確立する!!
正のフィードバック
●参加者増加→利便性向上→参加者増加→利便性増加
●クリティカルマスを超えると、一気に効用が大きくなる
※クリティカルマスを超えるとサービスの利便性が高まると参加者を獲得するコストが、相対的に下がる
事例(メルカリ)
●フリマアプリ
●2013年7月サービス開始
●2014年4月TVCM(第1弾)
●2014年10月TVCM(第2弾)
→DL数大幅にアップ
●1日当たりの平均出品数 2014年1月~の1年間で約8倍に
●出品したらすぐ売れるという好循環ができた
●CMを使い、早い段階でクリティカルマスを突破して、ユーザーの利便性を高めることができた
●スタンダードなサービスに発展
まとめ
●ビジネス展開のスピードもポイント
●ネットワーク経済性を意識した戦略を立案し、サービスの競争優位を確立
●魅力的なサービスでユーザーを増やすことが必要
●デファクト・スタンダードを実現しても、より優れた代替品で地位が脅かされる
●常にサービスの価値を高める努力が必要
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