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がっかりが、苦手

昔からがっかりすることが苦手だった。
「あーあ」って言うのも聞くのも苦手。
「あーあ」っていう口を手で塞ぎたくなる。

でもがっかりしないなんてことはないから、必死に「いや、これはわかってたことだしむしろいい経験になった」とか、人にもそんなこと言わせないように他の話題を降ったり、がっかりから逃げてきた。(これを人はポジティブと言ってくれる)

がっかりが苦手(ここでも嫌いとは言えないのだ)だと言うことに気がついたのは大学生ぐらいの時だろうか。
もうそれなりに大きくなっていたので、なかなかこれを改めるのも難しい。

がっかりって期待なのだと思う。
こうなってほしいという期待があって、それが叶わないと「あーあ」ってなる。
つまり私は長い間期待を捨ててきたのだ。

こんな人になりたい、あんなものが欲しい、こんな所に行きたい。

確実に叶うことしかしないし、無理そうなことには0.5期待値くらいで、そんなこと考えてもいなかったから、棚ぼたラッキー!くらいで。

でもこれって、この思考って、どこにもいけないのよなー。

それもいやだから、したいことは直ぐに口にだして人に話して、退路を断ってきたのは、がっかり出来ない、したくないための1つの対抗策だったのかも。
すぐ告白問題もこれのせいかもな。

でもそれもそろそろ直していかなくてはいけない。
がっかりするほど頑張らないと、欲しいものは手に入らない。
がっかりするほど求めて傷付かなければ私は変わらない。

捨ててしまったたくさんのがっかりを拾おう。

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