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【推しを語らせて!】フィロソフィーのダンス・奥津マリリの魅力

2023年7月29日、アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」の奥津マリリさんの生誕イベントに参加しました。推しメンさんの生誕イベント。昨年はまだオタクに開眼していなかったので、待ちに待った初めての生誕祭です!

今回のイベント、オタク友達でお互いnoteで文書書くのが趣味の同志、ガングスキーさんが熱いレポートを投稿してくださっているので、イベントの全容はぜひこちらの記事を読んでいただきたいです!

ガングスキーさんが詳細残してくださっているので、ライブレポ的な内容はあえて僕が書くことはないかなと思っているのですが、僕自身の好きを発信して、その魅力が誰かに伝わると嬉しいなという気持ちでnoteを始めたので、生誕祭の感想とエピソードに合わせて、このイベントで改めて感じた奥津マリリさんの魅力を紹介しようと思います。推しを推す!

1.何といっても歌声

オタクなので奥津マリリさんの魅力を語り始めたら、何文字あっても足りないのですが、奥津マリリさんの最大の魅力は間違いなく歌です。
過去投稿でも書きましたが、脳トロボイスと称される天性の美しい歌声は唯一無二であり、曲や歌詞によって表情が変幻自在で、彩り豊かな表現力は、まさに天才だと思っています!
具体的に例をあげようと思ったのですが、曲によって見せる姿が全然違うくらい表現豊かなので、その中から1つ選んで紹介するというのは至難のわざです。そこで、奥津マリリさんのファンであるさわちゃんが作った神動画を紹介します。

@philosophy.lastidol

#奥津マリリ さん50音順ソロパート集 💙 #アイドル #フィロソフィーのダンス #50音チャレンジ #ソロパート #歌うま #おすすめ 高画質で作ったのに載せるため圧縮したらガビガビなった悲しい😢 なかった所は間にあればOKに。 公式YouTubeにある曲だけで作ったから同じ曲多め CAT’S EYE、二人のエクリチュール、ウォータープルーフ・ナイト以外使った! 使いたいパートがありすぎて色々めっちゃ迷った!!笑 (あうせとまな)とか特に迷った気がする!

♬ オリジナル楽曲 - さわ - さわ

50音順にマリちゃんパートを繋ぎ合わせた超力作、さわちゃんまじで天才です!以前からさわちゃんが作る愛に溢れるファンコンテンツのファンだったのですが、今回の生誕祭で初めてさわちゃんにお会いしてご挨拶できました。さわちゃんのTikTokアカウントは全奥津マリリファン必見です!

今回の生誕祭は、新木場の東京夢の島マリーナにある「マリーナ&グリル」という屋外のBBQレストランが会場で、キャパ300人くらい、野外小規模という超貴重なイベントでした。
構成は、ギターとピアノの2名と奥津マリリさんのソロ歌がメインというなんとも贅沢な仕様。まさに奥津マリリさんの歌声を存分に堪能できるスペシャル構成でした。

素晴らしい歌を、シンプルな演奏にのせて存分に味わえる贅沢時間…まさに至高でしたね。1曲目に披露されたミニー・リパートンの「Lovin' You」や2曲目のソロ曲「バイバイよりも」は、しっとりとして優しい曲調と奥津マリリさんの歌声、演奏が相まってもう最高…。真夏の炎天下、セミの大合唱の中なんですが、そんなの全く気にならないくらいの超極上空間のスタートでした。いやほんとに素晴らしかった。

生誕祭とは関係ないのですが、歌声に関して、1つ僕の大好きエピソードがあるのでこちらも紹介します。
先日「奥津マリリのこっそりやってまラジオ」(通称こっそま)というラジオ番組で、リスナーから「マリちゃんが神からのギフトのような歌声に気づいたのはいつ頃なんでしょうか」という質問があり、その回答を文字起こししました。

私はですね、気づいた瞬間があるの。えへへへ。お恥ずかしながら、私の声ええやんってなった瞬間があって。それはね、あのね学生時代のですね、私がバンドを組んでいた頃の、2、3回目ぐらいのライブだったかな。で、その当時はカバー曲をいっぱい演ってる、そのオリジナル曲とかじゃなくて、自分の好きなアーティストたちを歌っているカバーバンドだったんですね。その時はチャットモンチーとか、Green Dayとか、あとSCANDALとか、その当時はやっていた音楽たちを演っていたりしたんですけど、チャットモンチーさんの「恋愛スピリッツ」っていう曲があって、その曲の頭が、アカペラ始まりなんです。それで、ライブハウスで歌ったときに、反響して返ってくる自分の声、この空間いっぱいに私の声が満ち満ちになってるわけじゃないですか、ライブハウスで。「え、私の声、よくない?」ってその時になって。やっぱりバンドとかだと、なんかギターの歪みの音とかが結構響いてるから、自分の声だけが響く瞬間ってあんまりないんですよ。だけど、それを聴いたときに「え!?」って自分で鳥肌がたっちゃって。そっからもはや私の音楽人生が始まったと言っても過言ではないくらい、「私の声、ええやん!」となった瞬間でございます。なのでね、あの「恋愛スピリッツ」は今でも大事な曲として、大事な時に聴いたりしております。

2023/8/5放送「奥津マリリのこっそりやってまラジオ」より

天才・奥津マリリ誕生のエピソードです。このエピソードを踏まえて、2021年に地元小田原のライブハウス姿麗人での凱旋ライブで披露された「恋愛スピリッツ」をどうぞご覧ください。

いやあ、いい声ですよね…ほんとに。
奥津マリリさん、学生時代に閃光ライオットというバンドコンテストで全国大会にも出場しているガチバンドマンでして。もうその頃からこの天性の美声を武器にステージで音楽やり続けてるって思うと、胸熱じゃないですか。

2.とにかく愛が深い

奥津マリリさんやフィロソフィーのダンスのメンバーは、愛のことをよく話すんですけど、みんなほんとに愛に溢れてるんですよね。今回の生誕祭の一幕から、この愛深いエピソードを紹介します。

MCで、昨年の生誕祭からの一番大きな変化は、新メンバーである木葭ののさんと香山ななこさんの加入と言っていました。
僕もちょうど1年前くらいから本格的にフィロのスオタクと化していたのですが、さらっと振り返ってみても、

  • オリジナルメンバーの十束おとはさん(おとはす)の卒業に向けた活動と並行し、新メンバーオーディションを全て自分たちで実施

  • おとはす卒業コンサート+新メンバーお披露目を実施

  • 急ピッチで5人の新体制を立ち上げ、半年でシングル2枚をリリース

  • 東名阪のバンドセットツアーを開催

  • 次回EPの製作、プロモーションを実施中

と、まあかなりタフな1年ですよね。
更には夏のフェスやイベントも毎週入っていて、秋からは全国13箇所のツアーが始まると。かなり精力的に活動されています。

そんな中、半年ですっかり成長し、メンバーとして馴染んだ2人と、それぞれ特別なやりとりをするコーナーがありました。新メンバーから奥津マリリさんへの手紙の朗読があり、そこから奥津マリリさんが想いを語り、歌を送るという流れです。
ここは本当に愛に溢れて、奥津さんの慈愛の心に新メンバーも観客も涙していました。

1部は木葭ののさん。地元富山から上京し、ちょっとネガティブな性格もあり、一生懸命だけど不慣れなののさん。だけどののさんが家族や友人に対して見せる姿は深い愛に満ちているんだと教えてくれました。ファンへの愛もいっぱいいっぱい持っていて、まだ見えてないかもしれないけど、深いところにいっぱい溜まっていて、きっとすぐに溢れ出してくるはず、ののは本当に深い愛の人、と語っていました。

ののさんへ送る曲として披露された曲は、手島葵さんの「明日への手紙」。歌詞のひとつひとつがののさんへ送られる言葉のようで、本当に感動的でした。

2部は香山ななこさん。ななこさんはメンバーとしてマリリさんを呼ぶ時は「マリリちゃん」と呼ぶけど、裏では「マリちゃん」と呼んでると。本当は「マリちゃん」って呼びたいけど、恐れ多くて面と向かっては呼べないっていう、なんとも可愛らしいエピソードを教えてくれました。「リ」の一文字にそんな重さないよってマリリさんが言ってましたが、本人には大きな一文字なんですね。

そんなななこさんのことを誰よりも可愛く思い、愛おしく思っているというマリリさん。「そんなに可愛がって甘やかしてばかりじゃなくて、もっと厳しくした方がいいんじゃないのって言われることもあるけど、可愛くて、愛おしくて、大切で、大好きなんだから、無理!」と話していました。
かつてフィロソフィーのダンスのラジオ番組に「アイドルになるにはどうすればいいですか」とメールを送ってきた、学校にあまり馴染めなかった少女が、こうして一緒に活動して、活き活きとアイドルとして輝いていることが、何よりも嬉しいと感じているんだろうなと思いました。

ななこさんへ送られた歌はMISIAさんの「アイノカタチ」。歌い終えて、私がどれだけななこのことが大好きか伝わった?と聞くと、涙しながら頷くななこさんが印象的でした。(僕も号泣)

生誕祭で新メンバーへの愛を語る姿を紹介しましたが、いつもメンバーやファン、周りの人への気遣い気配りがあって、愛が深い方だなと思います。そして僕らファンからの愛もしっかり受け取ってくれる、とても素敵な方です。
勝手ながら、新メンバーの2人も、マリリさんやメンバーたちからでっけー愛をもらって、きっとこれからもっともっとでっけー愛をファンのみんなに配ってくれるんだろうなーと期待してます。


3.バンド→SSW→アイドルの経験値

今回の生誕祭、大人の余裕をテーマに掲げていて、SSWであるカタカナ・オクツマリリの曲も、「普通にいい曲だから歌いたい」とさらっと歌ってくれました。

オクツマリリ。当時を知らないので妄想が大半なのですが、過去インタビューやこの日のMCでも話していて、まあなんというか、暗いんですよね。音源はもう手に入らないんですけど、Youtubeなどで断片的に拾えるものを見ても、なんとなく察しがつきます。

前回、ガラフェスで号泣したっていう投稿の時にも触れたんですけど、バンドが解散して、それでも1人で音楽やってくって決めて、だけど周りのSSWやミュージシャン達に圧倒されて、自分は何者なんだろうみたいに迷走した時期があったんだろうと思うんです。
僕もバンドマンの端くれだったので、なんとなく想像するところはあるんですが、ライブハウス出入りする何者かになりたい人って、青くて尖っててオラついて悩んで苦しんで一生懸命もがいてる。基本全部僕の妄想なんですけど、そういう人間味をSSWオクツマリリからはビシバシ感じるんですよね。

そして、アイドル奥津マリリが見せる達観したポジティブオーラには、そういう経験値が生み出す人間味が深みを与えていると思うんです。
もちろんアイドルのキャリアの中で戦ってきた軌跡がそれを生んでいる部分もたくさんあると思うのですが、根っこの人間臭さに、バンドで音楽に出会って夢中になったことや、SSWとして何者かになろうともがいたこと、音楽で生きてくぞと決めた人の決意と覚悟が詰まっているように感じるんです。

生誕祭って、なんかそういう普段のアイドル姿では見せない素の部分も垣間見える、ちょっぴり人間味がこぼれ出てる感じがあって、特別なイベントなんだなって思いました。

すみません、ちょっと長く語ってしまいました。
生誕祭で歌ったオクツマリリの曲は「アイワナ」と「BABY」の2曲。両方とも初めて聴きました。
「アイワナ」はちょっぴりジャジーなピアノで「え?椎名林檎??」と思うほどカッコ良くて、大人な奥津マリリさんの雰囲気にもぴったりでした。「BABY」は本編ラストで演奏され、コールアンドレスポンスで観客もガンガン声を上げて大盛り上がり。僕も大声で叫んじゃいました。
両方とも、音源が手に入らないことが本当に悔やまれるくらいめちゃくちゃいい曲でしたね。曲も歌もやっぱりすごくいいですよ。まじで天才です。

そして、最後、アンコールで披露された曲は、この日のために新たに書いた曲。タイトルはない手紙のような曲。これがまた素晴らしくて。優しい曲調に、『かつて何者かになりたかった自分へ、今はこうして笑顔でいるよ』というような歌詞。自身の曲「魔法をかけてあげるよ」をもじって『魔法をかけたかった自分』という歌詞もあったと思います。
なんというか、かつてもがいていた自分を振り返って、大人になった自分が包み込むような素敵な曲で、とても感動しました。(ガチ泣きは言うまでもありません)

少し記憶が曖昧ですが、「オクツマリリを意識すると暗い曲が多いけど、意識せず今の素直な気持ちで曲を書いた」というようなことを話していたと思います。このときこの曲を書きたいなという素直な感情は、奥津マリリさんが歩んできた道が作り上げたんだと思いました。

この曲、この歌詞は、バンド、SSW、アイドルとその時その時、その道を真摯に自分の足で一歩一歩歩んできた人にしか書けないものだと感じました。僕らファンは、タイミングは人それぞれ、その時々にその道に出逢い、引き込まれたんだなと思います。

最後の曲、短くてシンプルだけど、心に真っ直ぐ届く、本当に素敵な曲でした。これからも、曲書きたいなっていう時に曲を書いて欲しいし、歌いたいなって思った時に歌って欲しいです。僕らファンは、アイドルであれ、自分の曲であれ、奥津マリリさんが素直な気持ちで音楽を鳴らしてくれることが何よりも幸せです。

僕はアイドル奥津マリリに出会ったけど、音楽人としてバンドマンもシンガーソングライターもアイドルも、全部を含めた奥津マリリさんに魅了されているんだなと思いました。そして奥津マリリさんのファンになって、日々満たされているんだなということを、この日の生誕祭を終えて改めて感じました。
そのことを、特典会でお話しできる時に伝えたら「すげー女に惚れたな!」って言われました。さすがだぜ奥津マリリ。

なんか、魅力を伝えるつもりで書き始めたのに、最後は完全に自分語りになっちゃいました。
奥津マリリさんファンの皆さんに共感してもらえたら嬉しいし、まだ出会ってない方に、魅力が伝わって興味持ってもらえるとより嬉しいです!
まあ、オタクの戯言なんですけどね。

ちょうど先日、タイムリーにご本人から呼びかけがあったので、最後にこちらも紹介します。オタクちゃん達がリプで魅力を存分に語っていますので、興味が出た方は是非ご覧になってください。本当に魅力たっぷりな方ですよ。

今回も長々とおつきあいいただき、ありがとうございます。
それでは、また!



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