2023 J2 第3節 藤枝MYFC vs ブラウブリッツ秋田

昇格の勢いそのままに、2連勝で波に乗る藤枝に対し、メンバーが変わっても問題ないことを証明しつつある秋田。長いアウェイ3連戦の3戦目。

スタメンはこちら。秋田は変わらず4-4-2。

藤枝は3バックだが、ビルドアップの時は2枚になることが多く、その2枚を秋田の2トップが捕まえたことで自由を奪い、秋田がペースを握る。前で奪ってそのまま攻めるか、後ろで回収してロングボールで前進させた結果、16分に先制。

🎥ゴールシーン速報
⏱16分
⚽️#飯尾竜太朗(@110ryutaro) #齋藤恵太(@keita1959)の右クロスを、ファーから走り込んできた飯尾が合わせる！
今季初ゴールとなりました👏#ブラウブリッツ秋田 #シン・秋田一体 pic.twitter.com/ku8lNhzzl5

— ブラウブリッツ秋田（公式） (@blaublitz_akita) March 4, 2023

これまでの2試合と、昨季までの形で秋田の捕まえ方は分かっていたはずだが、それに自らハマる藤枝という構図となってしまったが、これ以降はGKをビルドアップに参加させ、3枚で回すことで秋田を撤退させていく。それでも、完全に藤枝ペースにならなかったのは、GK上田のキックの精度と秋田の集中力だろう。
試合の展開は後半も変わらなかったが、藤枝が決定機と呼べるシーンを作れなかったこともあり、秋田の完封勝利となった。

2勝1分と幸先良いスタートを切った秋田だが、ハイプレスがはまらなかった時や、剥がされた時の対応はまだまだ不透明。前から2トップとサイドハーフを当てた結果、センターハーフの藤山、諸岡が出て行かざるを得ない。そうなると、DFライン4人の前に広大なスペースが生まれてしまう。J1昇格を争う上位陣との対戦で、これだけのスペースと時間を与えると、大量失点しかねないので、SBが自分のエリアを捨ててでも絞るのか、そもそものDFラインをもっと高く設定するのかなどの対策は必要だろう。

高知キャンプ終了とのことで、今後どれだけ秋田で調整できるのかは未知数。

高知キャンプにご協力いただいた皆様、高知県の皆様、素晴らしい環境の中でのトレーニング、素晴らしいサポートをありがとうございました。
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チームはアウェイ3連戦を終え、いよいよホーム開幕戦を迎えます。
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秋田・高知一体で共に闘いましょう！
⁰#ブラウブリッツ秋田 #シン・秋田一体 #高知家 pic.twitter.com/2QzkVgU127

— ブラウブリッツ秋田（公式） (@blaublitz_akita) March 5, 2023

メンバーが変わってもやれることはもう証明したので、うまくいかなかったときのプランBが、今シーズンの秋田の順位を決めそう。

千葉、水戸と続くホーム連戦でも勝ち点を積み上げたい。