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2024 J2 第31節 ブラウブリッツ秋田 vs ジェフユナイテッド千葉

15周年記念試合の相手は、これまでホームで負けたことのない千葉。前節に続き、相性の良さを活かすことができるか。スタメンはこちら。

【秋田】67分佐藤→水谷、小松→吉田、74分河村→畑、梶谷→青木、86分諸岡→藤山
【千葉】44分風間→横山、66分エドゥアルド→田口、岡庭→杉山、83分小川→山越、田中→ドゥドゥ

秋田は才藤が出場停止のところに蜂須賀を起用。また、中盤は小野原と諸岡のコンビに。
千葉のスタメンは大方予想通り。

千葉はボール保持の際、品田が1列降り、3バックのような形をとった上で、右は高橋、左は岡庭がサイドに張ることで、秋田の陣形からコンパクトさを奪いにかかる。実際、比較的簡単にボールを前進させ、クロスまで持っていったが、秋田DF陣が跳ね返し、セカンドボールを回収することに成功。そうすると、ロングボール等で千葉陣内に侵入し、CKやロングスローで千葉ゴールに襲いかかる秋田。決定機を作るまでにはいかなかったが、力のある千葉相手に十分やれることを示した前半だった。

後半も同様の展開となったが、先手を取ったのは秋田。CKのセカンドボールを拾ったとこからの連続攻撃で、佐藤のクロスを合わせたのはエースの小松。今シーズン2点目となるゴールが結果的に決勝点となり、7,467人の前で15周年記念試合を完封することに成功した。

群馬相手に敗れた時には、正直かなり厳しいシーズン終盤を過ごすことを覚悟したが、岡山、千葉に連勝したことで状況は一変。プレーオフ進出が可能な6位争いに名乗りを上げるところまで生き残った。
なにがそうさせたかというと、「自分たちの土俵で試合を進めることができた」から。この2試合、相性が良かったとはいえ、これができたことが最大の勝因だろう。
今季初の連勝を飾ったことで勢いも出るだろうし、熊本、徳島からも勝ち星を取れると、いよいよ6位が見えてくるので、2勝して4連勝を達成し、アウェイ仙台に乗り込みたい。

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