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2024 YBC ルヴァン カップ 2回戦 ブラウブリッツ秋田 vs 湘南ベルマーレ

J1湘南との初対戦。ブラウブリッツの試合で、八橋にJ1のチームが来るのは初となる一戦※のスタメンはこちら。

※2004年のナビスコ杯でジェフ市原が八橋に来ている模様。相手はトリニータ。

【秋田】61分栗本→諸岡、松本→畑、72分半田→佐藤、大石→梶谷、85分丹羽→村松、95分青木→小松
【湘南】66分高橋→阿部、84分平岡→石井、山田→ルキアン、91分福田→金、100分杉岡→松村、大野→吉田

両チーム一部メンバーの入れ替えを実施。
秋田は丹羽が右SBでスタメン。大石は移籍後、半田が今季初スタメンとなった。
湘南はリーグ戦のメンバーをベースに、前線を入れ替え。この後、中2日で札幌遠征だが大幅なメンバー変更はしなかった。
仙台関連で、スタメン組では蜂須賀と大岩が、ベンチでは金眠泰と再会。

強風かつ、大雨の中キックオフした試合は、序盤の混沌とした時間を終えると、湘南がボールを持つ展開に。ビルドアップに特化したチームではないものの、幅を取って秋田の陣形を伸ばし、機を見て縦に1本のパスで前進してくるのはさすがJ1。ただ、秋田も最後のところはしっかり締めて跳ね返したので、決定機というシーンはほぼなかった。攻撃の方は青木、松本が収めれば形になりそうな部分もあったが、こちらも決定機を作るまでには至らない。

後半は54分に失点したが、原因は意外にも湘南のロングボールから。秋田CBのところで潰せずに起点を作られ、サイドに展開されると、最後は中央で福田に仕留められてしまった。その後は湘南が攻勢を強めるかと思われたが秋田が応戦。74分に敵陣でボールを奪うと、青木がミドルシュートを突き刺し同点に。終盤、ルキアンの投入などで押し込まれたものの、しっかり跳ね返して延長へ。

湘南は延長開始から金眠泰を投入し、3バックに布陣変更。秋田は95分に小松を投入し勝負に出ると、湘南のビルドアップに対しハイプレスではめ込みマイボールに。スローインから諸岡のシュートで湘南ゴールに襲いかかると、こぼれ球を蜂須賀が拾い、佐藤に繋ぎ最後は小松が流し込み逆転。結果的に、全員が待っていた人のゴールが決勝点となり、秋田が3回戦進出となった。

ハイプレスを剥がされ、簡単に前進を許したものの、最後のところでやらせない「らしさ」を思い切り表現できたし、中盤での球際のバトルは五分五分だったことを踏まえると、かなり自信となる試合だったのではないか。
攻撃面では、青木のシュートのシーンは、湘南DF陣の寄せは甘かったが、しっかり枠を捉えていたからこその同点弾。逆転弾も諸岡の意表を突いたサイドからのシュートは、枠を捉えていたからこそ生まれたもの。キャンプからミドルシュートの徹底はしているようなので、こかからどんどん精度が上がっていくことに期待したい。

3回戦は、5/22(水)にアルビレックス新潟と対戦が決定。勝てば、浦和ー長崎の勝者とホーム&アウェイでのプレーオフラウンド進出となる。連戦が続くが、J1のチームと公式戦でやり合える機会はそうないし、勝てばおそらく浦和レッズが秋田に来るかもしれないし、埼玉スタジアムに行けるかもしれないので、モチベーション高く臨みたい。

雨じゃなかったら・・・

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