おそろしい
ハードルを下げるということが最も有効な処世術であると考えている。
今日も何もしない。
というより、私はそもそも何もしなくてもいい人間なんだ。
レポートの締め切りだとか、レポートの締め切りだとか、レポートの締め切りだとか。
そんなものは、もはや無いに等しい。
と言いながらレポートを進める真面目な自分に酔いしれていたい。
人生ってそういうことだとおもう。
だけど、そう言いながら本当に何もやらないのもまた自分である。
何かをやろうという努力さえしないのもまた自分なのである。
おそろしい。自分がおそろしい。
おそろしくなって、今日のゲーム時間を確認してみる。
およそ7時間だ。たったの7時間。
残りの起きていた10時間ぐらい、私はいったい何をしていたのだろう。
ひとりだけ時間軸がずれているのだろうか。
なんだかもう慣れてしまって、なんとも思わなくなってしまった。
何もやらないということに対して、なんとも思わなくなってしまったのだけれど。
そんな自分がまた、とてもおそろしい。
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