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そして、とんでもない事に気付いた❗😳

 演劇講師を引き受けてはみたものの、一体何をしたら良いものやら🤔。そこで千葉繁さんに聞いてみました。
「芝居を教えるって言っても、何をしたら良いんですか❓🙄」
「何でも良いよ😄」
「え⁉️😳」
「皆芝居の勉強を始めたばかりだからさぁ、何をやっても勉強になるから😉👍」
「はぁ、そうですか……😳」
 と言う訳で、自分がそれまでやってきた事をあれこれと思い出しながら遠い目をしておりました😅。でも「どうせすぐには出番もなかろうから慌てる事はない、ゆっくり考えよう」と思っていたのです。所がその日は思っていたよりも大分早くにやってきました😵‍💫。

なめられてるって事か……

 授業は3時間。その時間を持たせるために具体的にやる事を考えねばなりません。体操や滑舌の練習などの基礎訓練は良いとして、でもいくら何でもそればかりでは生徒さん達だって面白くないに決まっています。とは言え、皆が共有している教材にそれほど面白そうなものがある訳でもなく、「う〜みゅ、どうしたものかな🤔」と考えてみても妙案が浮かぶ事もなく……😅。仕方がないのでこれまでどんな事をやってきたのかを聞く所から始めました。

 こちらも手探りながらそれまでの授業の続きのような事をやってみるのですが、どうも皆それほど愉しそうでもない😳。芝居が好きで通っているはずなのに、何だかそう言う雰囲気ではないのです。あまり前向きではないと言うか、何と言うか「この人達は本当に芝居が好きなのか⁉️🤔」と思えるような感じ……。なんだか千葉さんから聞いていたのとは大分違う印象だなぁ……🤔

 そこではたと気付いたのです‼️生徒さん達は自分と大して年齢の変わらない(しかも実年齢より大分若く見られがちだった😅)私を見て「先生として受け入れて良いのかどうか測りかねている」、言い方を変えるなら「なめられてる」のだと言う事に……😱
 でも、そりゃまぁ、そうですよね。何しろ当時のバーストマンには千葉繁さんや石原慎一さんを始めとして今も第一線で活躍されている錚々たるメンバーがいらした訳で、そう言う方々が先週まで先生だった訳ですから。どこの馬の骨かも分からない若輩者を素直に「先生」などと呼べる方がむしろおかしい。そりゃぁ話を聞いているのかさえ疑わしくなるような態度も無理からぬ事です😞💬

受け入れてもらうために

 どうにか最初の授業を乗り切ったものの、これでは生徒さん達にいつまで経っても受け入れてもらえない。それでは仕事にならない。さて、これは困った……🤔 いや、困った所で屁の突っ張りにもならないので😅、何とかしなければなりません。とは言え、こちらの見た目とキャリアと人望はどうにもなりません😅。そこで私の話す内容にきちんと納得してもらえるように〝論理的な話〟をしなきゃダメだなと思い至ったのです。

 この出来事が、私が「他の先生とは何だか違う」と言われるようになった方向を決めたのだろうと今でも思います。幸いにして私は理系の大学で科学の基本的な作法を学んだので、それが演劇講師としても応用できる事が強みとなりました。でも、実はその事をもっと前に気付かせてくださった方がいらっしゃいます。次回はそんな話を書こうかなと思います🤗。



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