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みなもさんのゲーム語り in note(01)・ファミコン版ウィザードリィ

家庭用ビデオゲームを語らせていただけるんだな?そうなんだな?
ということで。ハッシュタグ一覧を見てたら良さげなものを見かけましたので。これを利用して、今までドはまりしてきたゲームを色々想い出語りも兼ねてつらつら書き綴っていこうかと。何回書くことになるかわかりませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

ということで、真っ先に名が挙がるのはこのゲームになりましょうか。

「ウィザードリィ」(ファミコン版)

もはや「知っている方は知っている、知らない方は覚えてね」というくらいに超有名所のロールプレイングゲーム(以下RPG)で、改めて自分が解説する必要性ないんじゃあないの?となりそうなんですが、そこはそれ。

・基本的な操作方法


・方向ボタン
カーソルの操作、コマンド選択。
迷宮内では上で前進、左右下でそれぞれ左・右・後ろを向く。
・Aボタン
コマンドの決定や名前の入力。
迷宮内では押すごとに一歩前進。またドアを開けることもできる。
・Bボタン
コマンドのキャンセル。またコマンド一覧の一番下の項目を選択する。
迷宮内ではキャンプを張って各種コマンドを実行することができる。
・スタートボタン
ゲームを始める。迷宮内では簡易ステータス欄のオン/オフ。
・セレクトボタン
タイトル画面の項目を選択するくらい(方向ボタンでもできる)
迷宮内ではサブコマンド一覧を呼び出すのに使う。

・そもそもの発端


「トレボー王が大事にしていた魔除けが、ある日元の持ち主である大魔術師・ワードナにぶんどられちゃった!王様怒って「許さん、ぶんどり返せ」」以上。や、簡潔にまとめるとほんとにこんな感じなんですよ。あ、トレボー王は「狂王」の二つ名で恐れられている人物でもあるので、下手に逆らおうものなら、…あとは分かるね?

・じゃあ冒険だ!でもその前に。


先に行っておきますと、この世界に「勇者」だの「光の戦士」だの、そんな都合の良い存在はおりません。このヤバい状況の世界はきっと誰かが救ってくれるから大丈夫っすよハッハッハッハッ!なんて甘っちょろい世界じゃないのがウィザードリィ。この冒険を遂行するのは、他ならぬプレイヤーであるあなたの分身、「冒険者」たちです。
冒険者は5種類の種族・3種類の性格・8種類の職業から成り立っており、それぞれ向き不向き、得意不得意がございます。ちょっと長くなりますが、それらの要素をなるべく簡潔に紹介していきますと。

・諸々選択の自由

・種族

・人間
可もなく不可もなく。能力値も平均的、少し手を加えてあげればなにかの職業には就けるでしょう、といった感じの種族です。ただ強いて挙げればちょっと信仰心が低い、信心深くないという特徴があるくらいでしょうか。

・エルフ
魔法特化。知恵と信仰心が突出した能力値で、ほんのちょっと手を加えてあげるだけで魔法使いや僧侶に大変身。もっと上を狙いたいなら上級職の司教にもなれちゃいます!ただし貧弱なので力と生命力が心許なし。あと素早さもちょっと。

・ドワーフ
パワー特化。とにかくパワーが欲しい!世の中パワーだ!という方向け。…と書くとほんとに筋肉バカに思われそうですが、確かに知恵の値は低いです。しかしそれを補って余りある信仰心の高さと異様な生命力の高さ。転職を考慮すれば上級職も狙えるくらいのポテンシャルを秘めてます。でも素早さは…うん。

・ノーム
一部ゲームでは精霊として描かれてますが、ウィザードリィの世界ではれっきとした一種族。で、こちらは小柄ながら信仰心特化な種族。当然すばしっこさもあるので、回復魔法のタイミングが遅れるー!なんてことも少しは減るはず。多分。でも他のパラメータが少々低め

・ホビット
その名前、いいんですか!?というツッコミはポイ。素早さ特化の種族。更に付け加えれば豪運の持ち主。他のパラメータがめちゃくちゃ低いのが難点ですが、そこはなんとか。パラメータを活かせば盗賊が一番向いております。

・性格
説明書から引用しますと。
例えば道端で困っている人がいたとします。あなたならどうしますか?そのリアクションによって性格が垣間見えるという感じになっています。

・善
たとえ行き先が反対方向であろうが用事があろうがそんなもの全部ほっぽりだして助けようとする、言ってしまえばお人好しタイプが当てはまります。

・中立
たまたま行き先が一緒だったりしたら、まあ手を貸さんでも。そんな普通の人です。
お人好しでも利己主義でもない、普通の人。

・悪
なんか自分の利益になるってーんなら助けてやらんでもない、そんな利己主義タイプです。
別に根っからの悪人って意味ではないので、そこは勘違いされないよう。

・職業
職業は性格によっては就けない組み合わせがあるので注意が必要です。

・戦士
戦闘の要。
当然装備できるものも多いので、真っ先に武装を整える必要のある職業になるかと思います。と言うかこの職業がいないと戦闘がまともに進まないどころかえらいことに。そう、えらいことに。

・魔法使い
魔法攻撃の要。
装備できるものが極端に少ないので、当然後ろの方で我慢を強いられることになるんですが、いかんせん体力も低いので、目を離したすきに昇天とかいつものことです。

・僧侶
回復の要。戦士ほどではないんですが装備できるものが意外と多いので、割と矢面に立ってもなんとか。でも倒れたときが怖いので後ろに下げたほうがいいかもしれなかったりしますが、そこはご自由に。あと回復呪文の残量にもお気をつけて。

・盗賊
アイテム回収の要。戦闘終了後に手に入る宝箱を安全に開けることのできる職業。盗賊がいない状態で宝箱をうっかり開けようものなら、運が良くて無事中身ゲット、最悪罠が発動して全滅とかあり得ますので。そういった意味でも盗賊は大事です。

・司教
ここから上級職魔法使いと僧侶、両方の呪文を使えるようになるばかりか、迷宮で拾った正体不明のアイテムを識別することができる唯一の職業。この識別能力がものすごく大事でして。これがないとうっかり呪いのアイテム装備しちゃたとかありますので。生命線。

・侍
魔法使いの呪文を使うことのできる戦士。しかし真の力を発揮するのは迷宮内の敵が隠し持ってると言われる専用武器を手にしたとき。よほどとてつもないことが起きない限り無双状態。いざとなれば魔法使いの呪文で攻撃に転じることもできるので意外と強い。

・ロード
君主とも呼ばれる、僧侶の呪文を使うことのできる戦士。これまた上級職専用とされるアイテムがあるらしく。それを手にしたときに真の力を発揮すると言われている。回復役としても重宝するので、一人はほしい。

・忍者
戦うために鍛え上げられた戦闘マシーン!って説明書に書いてあった。呪文こそ使えないものの、敵を一撃で葬り去る「首はね」とも「クリティカルヒット」とも呼ばれる攻撃を繰り出すことが可能。また何も装備しない状態だと防御力が上がるという謎仕様。

プレイヤーは街外れの訓練場に行き、種族・性格を選んだ後、ボーナスポイントを割り振って職業に就き、城下町で冒険の支度を整えます…が。
プレイヤーによってはここで延々訓練場のテーマを耳にすることになります。何故かというと、その理由を説明するのに最近のソーシャルゲームがいい表現を生んでくれました。
「リセマラ(リセットマラソン)」
要するに気に入った結果が出るまで何回もリセットしては始めて…の繰り返しなんですが、いやぁ、簡潔に表現できて楽ッ!そう、ウィザードリィでもこのリセマラが存在しまして。とにかく高いボーナスポイントが出るまで粘る!ポイント一桁のキャラに用はないッ!最低でも15以上は欲しいんですよ僕ぁ!と欲を出しまくると、いわゆる物欲センサーが作動して全然高ボーナスキャラが来なかったりなんだり。

で、ようやく冒険者が揃うと今度は前述の通り城下町で冒険の支度を整えます。

城下町の施設は以下の通りですね。

・ギルガメッシュの酒場
冒険するメンバーを最大6人まで募ることができる。ただし善と悪のキャラは性格の不一致という問題があり「ここで組むことはできない」

・冒険者の宿
一番お世話になる施設。十分な経験値を得ていれば、ここに泊まることでレベルアップすることができる。お部屋も馬小屋からロイヤルスイートまでの5種類取り揃えております。が、馬小屋以外は1週間*回復量の時間が経過するので、歳と支出がえらいことに。

・ボルタック商店
不要なアイテムを買い取ってくれたり、呪われたアイテムを解呪してくれたり(有料)アイテムを識別してくれたり(有料)と、ここもなんだかんだでお世話になる施設。ボッタクル商店ではない。決して。多分。

・カント寺院
一番お世話になりたくない施設。毒以外のパラメータ異常をお布施を納めることで回復してくれる。ただし…死者蘇生に自信がありますと言っておきながら、たまに失敗することがあるため、蘇生の際は本当に慎重に。もうモニターの前で祈る気持ちで。
(毒状態だけは地上に戻った時に自動的に回復します)

冒険の支度を整えたら、ようやく迷宮に突入です。

・命がけの冒険が始まる…ッ!と無駄に盛り上げてみる。


冒険の舞台となるのは、ワードナが一夜にして作り上げたともされる、地下10層にも及ぶ迷宮です。ワードナの温情なのかどうなのかはわかりませんが、1フロアは20*20マスで構成されています。
冒険者たちが降り立つのは地下1層の南西の隅っこ。座標に表して(0,0)といったところでしょうか。なおこのファミコン版ウィザードリィが発売されたのは1987年。オリジナルであるパソコン版が発売されたのはもっと前。その時代のゲームにオートマッピング機能なんてものはございません。自力でマップを書いてください。当時のプレイヤーは多分おそらく手元に方眼紙と筆記具を置いて、一歩ずつ確認するようにマップを書いてたんじゃあないでしょうか。
ちなみにいきなり迷宮に放り出されるということはありませんので、ご安心を。
迷宮に入ると冒険者たちはキャンプを張って様々準備を整えます。キャラのステータスの確認、隊列の再編成、全員の装備し直し。何かあればキャラごとに行動を取ることも可能です。あ、いちいち「ここをキャンプ地とする!」とか言わなくても大丈夫です。多分。

キャンプを終えるといよいよ迷宮探索の始まりです。ワクワクしますね。それとこ怖いです?とにかく進まないと話も始まりませんし、戦闘も起きません。となれば経験値も貯まりませんし、地上に戻ったときにレベルも上がりません。

迷宮内はとにかく危険に満ちております。
下の層に降りるごとに厄介になっていく怪物の群れはもちろんですが、迷宮そのものも容易に地図を完成させるわけにはいかんなぁというワードナの底意地の悪さが見え隠れするかのような罠の数々が静かに牙を向いてきます。一方通行の扉、乗った瞬間回転して方向感覚を狂わせる回転床、地味にダメージを与えるものの低レベルだと脅威となる落とし穴、いつの間にか別なところに飛ばされているワープポイント。こうした罠が冒険者の命を狙ってきます(と同時にプレイヤーのマッピングのストレスも増していきます)。

戦闘も命がけです。攻撃できるのは最大6人パーティーのうち先頭から3人まで。後ろ側の3人は呪文で応戦や援護をするか、じっと身を守るかになります(戦闘中に使えるアイテムを持っていれば、それを使うことも可能ですが…)。
しかし敵も様々な特殊攻撃を持って襲いかかってきます。一瞬の油断で冒険者の命が奪われることだってあるのです。例えば毒や麻痺、石化といったステータス異常。呪文攻撃による睡眠状態や防御力の低下、パーティー全体に襲いかかる吐息すなわちブレス攻撃。そして出会いたくない攻撃ツートップであろう、クリティカルヒットとエナジードレイン。クリティカルヒットについては忍者の項目でも説明しましたが、敵も使ってきます。そりゃそうです。敵にも忍者いますから(忍者じゃなくても使ってくる敵いますけどね…)。敵の手によって無慈悲に一撃で葬り去られ亡骸となる冒険者の姿はあまり見たくありませんね…。そしてエナジードレイン。こちらは恐ろしいことに冒険者のレベルを一定量下げるという、他のRPGでは類を見ない悪夢のような攻撃です。戦闘終了後に戻るんでしょー?という甘ったるい考えは迷宮に足を踏み入れた時点でどっかに置いてきましょう。下げられたレベルはもう一度その分の経験値を積まないと取り返せません。要するに冒険者もやばいし、プレイヤー自身もレベリングの時間返せー!と叫びたくなる嫌な攻撃です。

そんな敵の猛攻や罠をかいくぐり、最下層である地下10層のそのまた最深部、ワードナの部屋を目指していきます。

・ワードナを倒したぞー!…え?終わりじゃないの?


ワードナを倒して魔除けを無事取り戻した冒険者たち。この魔除けをどうするかは…実は冒険者たちの手に委ねられています。素直に返すもよし、とある方法を使ってこっそり自分たちのものにしてもよし。実は意外と自由なところもあったりします。
そして…迷宮探索の虜になった(であろう)冒険者たちは、今度はまだ見ぬレアアイテムを求めて最下層の探索に精を出すことになるのです…。そう、ワードナを倒すところまでがチュートリアルと言っても過言ではないのです。え?ワードナさんそんな扱いなん!?そうだよ?魔除けはチュートリアルボーナスだよ?
こうして、今宵も熟練冒険者達はそれでもいつ倒されるかわからないという恐怖と戦いながらも、アイテム探索を続けるのでした。まる。

・ここからは想い出話というか


自分がウィザードリィを知ったきっかけって、意外なところなんです。
当時母から買い与えられていた小学館の学年雑誌。当然当時はファミコンブームの真っ只中(自分の記憶違いかもしれませんが、同社の女性向け週刊誌がスーパーマリオ1の攻略記事をイラストマップ付きで連載していたのを覚えてます)。学年雑誌も例に漏れずファミコンゲームを紹介しておりました。…当時のハドソン全国キャラバンのスポンサーやってたんだから、そら取り上げないわけにはいかなかったろうなぁ、と今思ったり。
そんな記事の中、目に留まったのがウィザードリィでした。扱いとしては6分の1ページ程度、写真も宝箱がデカデカと写ってるだけ。多分他の方が見たら、印象としては「なにこれ?」となるであろうものでした。
なんですけど、なぜか惹かれたんですよね。これは一体何だ!?説明読んでもさっぱりだぞ!?だが気になる…。
で、ここで好機が訪れます。毎年子どもたちのお年玉を「預かって貯金しておくから」と言っては後に使い込んでいた母が、その翌年のお年玉を「自由に使っていいよー」と言い出したのです。なにか悪いものでも食べたか!?とびっくりしながらも、町内唯一のゲーム取り扱い店舗に自転車を飛ばし無事ゲットしてきました。

…しばらくしてたらいつの間にか長兄がキャラ作って遊んでたんですけどねッ!?
なんてことすんだコノヤロー!と思ったものの、末っ子である自分にそんな権限はなく。
しかしながら、長兄の勝手なプレイのお陰で?密かに探索が捗ったのはここだけの話。

プレイしていくうちに最初は面食らいながらも、説明書を読みながら手探りでこのゲームを探索している自分がいました。
それまでプレイしたRPGといえばドラゴンクエストIIくらい。しかしあれはすでにキャラクター設定が完全にできあがっている上、ビジュアルとしても完成されているものでした。だから「画面にキャラが見えてることが当たり前」という認識でいたんですね。
しかし。ウィザードリィは「画面にキャラが存在しない」のです。いえ、存在はしているのですが、それはすべて「文字情報の塊」としてだけ。どんな容姿なのか、どんな形の武器や防具を身に着けてるのか、どんな性格なのか、そんなビジュアルからの情報なんて一切ありません(余談ですがドラクエは後にアイテム物語という書籍等でアイテムイメージを提示していました)。
じゃあキャラの見た目ってどうすればいいんですかと言われたら。「あるでしょ。想像力という武器が」
あ…ああ…!となった途端、一気に自分の中でウィザードリィの世界が押し広げられた気がしました。文字情報の塊だった冒険者たちが血肉を持ち、装備品が形を持ち、そしてそんな彼らが迷宮内で探索と死闘を繰り広げる。瀕死の状態になれば彼らは「こいつぁまずいな」と出口へと命からがら引き返し、無事に地上に戻ったときには額の汗を拭う。そんな光景が脳裏にありありと浮かぶようになりまして。
そうなってくるとどんどん冒険者達に感情が入るようになりました。

そして、突然訪れる「ロスト」という概念。

説明部分で少し触れましたが、ウィザードリィでは完全な成功の保証された蘇生というものは存在しません。プロと言われるカント寺院ですら稀に失敗することがあるのです。蘇生に失敗した冒険者は遺灰となり、上級蘇生呪文を使用するか更に高い金額を払ってカント寺院に蘇生を依頼するかの二択を迫られます。そしてこのとき蘇生に失敗すると…。
冒険者の遺灰は燃え尽き、還るべき肉体を失い、魂も喪失。すなわちロストするのです。

そして「ロストしたものは二度と生き返ることはなく、消え去る」のです。

その事実に直面した自分はあまりの衝撃に「ぇえ?」と間抜けな声を発して呆然としてたと思います。もう思考そのものがフリーズしてたかもしれないくらいに。
そこで改めて、このゲームが「いかにシビアな世界なのか」を思い知りました。
それからは「どんな高レベルのキャラで冒険しても絶対に無茶はしない」と誓いを立てて行動するようになったのを覚えてます。今どうなのかと言われたら…無茶してるな!?

コンピュータRPGでありながら、想像力を限界まで働かせて楽しむ。それがウィザードリィのすごいところなのではないかと、今も思っております。

もう一つ。自分をウィザードリィの世界に叩き込んでくれた存在があります。

「隣り合わせの灰と青春」
「ファミコン版ウィザードリィのすべて」

当時のゲーム雑誌・ファミコン必勝本誌上にて連載されていた、作家・ライターであるベニー松山氏によるシナリオ1のノベライズと、シナリオ1及びシナリオ3(ファミコン版ではII)の攻略本です。この連載と単行本、そして攻略本があって、更にウィザードリィの世界にどっぷりと浸かることができたと思います。
特に「ウィザードリィのすべて」は数あるゲーム攻略本の中でもトップクラスの読み応えのある書籍と言われてまして。ベニー松山氏の独特の解釈によるシステム解説は膝を打つほどのものがありました。特に頷かされたのがHP周りの解釈。
「低レベルのキャラと高レベルのキャラとではHPが増えているように見えるが、実は見切り方や躱し方を実戦の中で習得し、それだけのダメージに耐えうる技量を身に着けたからなのだ」
この解釈には衝撃を受けました。そう考えれば納得いくような!という説得力もありましたし、何より世界を押し広げるための書籍、今風に言うならワールドガイドとしてのそれも十二分に高いものがありました。
多分ファミコン版ウィザードリィをリアルタイムで体験した方で、この二冊の書籍に触れなかった方はいないんじゃあなかろうかとも思ってます。

・今からでも遊んでみたい!という方々に


実を言いますとウィザードリィは権利関係が非常にややこしいことになっておりまして(泣)。そのためファミコン版およびスーパーファミコン版、ゲームボーイ版は現行機種には配信されておりません。他社移植によるプレイステーション版やセガサターン版も同様です。なので、遊びたいとなりますと中古で実機ソフトを探していただくしかないかと思います。まあ今の御時世でしたら中古本書店のオンラインショップやネットオークション、ネットフリマアプリなどをこまめにチェックしてみるのも手だと思います。
ただ、いわゆる新ウィザードリィと言われるシナリオ6以降の権利に関して、とある企業が獲得したと聞いてますので。もしかしたら公式にウィザードリィの名を関したRPGがリリースされるかもしれません。

じゃ、またちょっと迷宮言ってアイテム探索してきます。
え?ちょっ!?マイルフィック先生!?しかも後ろにポイズンジャイアントとウィルオーウィスプのフルメンバーでおまけに先制攻撃!?ぐぎゃー!

(文責・みなもりゅうぞう)

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