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「#自己紹介をゲームで語る」ベストプレープロ野球

こんにちは、竜神です。お題に素敵な企画が提案されたので即座に乗っかりです。

僅差でベストプレープロ野球

竜神は最近に至るまでそれなりにゲームをしてきましたが、やはり病的にゲームで遊んでいたのは中高生の頃でした。死ぬほど遊んだゲームとしては三国志2ベストプレープロ野球があります。両方に共通する事は対人プレイで遊んでいた、と言う事です。当時は徹夜でゲームをしてて全く気を使わなくていい友達が居ましたので、より病気の度が深まるってものでした。

甲乙付け難いほど遊んだ二本のソフトですが、その時点での完成度の点でベストプレープロ野球を紹介したいと思います。完成度で言っちゃうと三国志2はあまりにも粗が多いので(笑)

プロ野球シミュレーションの最高峰

簡単に説明するとNPB12球団、セ・パリーグのリーグ戦のシミュレーション。アクション要素は一切なし選手データと采配だけで遊ぶゲームです。(慣れてくると采配すらしませんが)。特徴として、選手データは全て改変可能。この点がこのゲームを不死不滅の名作たらしめます。
後、改変可能と言う事で、選手をシャッフルして独自でドラフトしたチームでリーグ戦を行う事が出来ます。(ファミコン版で最低6球団のデータ修正を行うのはめちゃくちゃ大変ですが)
余談としては、今もPCの最新版(と言っても2000.10.20発売で生産終了)を利用し、独自のリーグを組んで大会を行っている方もいらっしゃいます。(さすがにもう風前の灯火らしいですが)ゲームコンセプトやシステムがいかに当時から理に適っていたかを表したエピソードです。

特筆すべきは、データを可視化した際の再現度の高さ。

自分も小学生の頃からのプロ野球ファンでしたので、少なくとも野球を見る目は持っています。やるのは無理だけど。その自分が毎回このゲームを見るたびに感心する事があります。それは、設定されたデータを用いて実際の試合のシーンになった時に選手の動きの違いが具体的にわかる点です。これは特に守備の際に顕著です。

例としてはセカンドの守備力を見た時に、辻(元西武)がSの設定、篠塚(元巨人)がAの設定でした。で、この二人を比較した際に、辻の方が守備範囲が微妙に広く、またスローイングが微妙に速い。そうすると、一二塁間の打球で一塁側に寄った打球が、辻では取れて篠塚では取れない、二遊間の打球で一部辻ならアウトを取れて、篠塚では取れない、と言うものが見てわかるように出来ています。(ちなみに篠塚なら取れて、高木豊(確かセカンドはB)では取れない打球も存在する。)

恐ろしい事にベストプレーの試合を見慣れてくると守備の様子を見て守備力が何か、逆にわかるようになります。それだけデータとしてきちんと再現されているし、それが正しく可視化されているという恐ろしいソフトです。この点に関しては、納得感のいく動き、という点でこのソフトより上のものは無いと思っています。それは、他のタイトルのみならずベストプレープロ野球ⅡやPC版でも無印の域には至らない、唯一無二のものです。
ゲーム画面を見て、二遊間の動きの醍醐味を知る事が出来るのはこのゲームの素晴らしい所の一つです。

当時遊んでいた方がいるとわかって頂けると思うんですが、大石(元近鉄)がどうしようも無く残念な選手であった(俊足好打でセカンド守備A、ただ肩がE:セカンドへのイージーゴロがほとんど内野安打になる)ですとか(自分は当時近鉄ファンでしたので当たり前のようにセカンド要員としてドラフトで指名し、そしてセカンドゴロのたびに嘆く)、守備E、若しくは評価無しが本当に守れない、等はいい思い出です(笑)(ちなみにファーストだけはEと無印で天と地の差になる)

系譜は続く

原形となったPC版、続編となった他プラットフォーム版やPC版にもこの再現性は無いので、同タイトルとは言え無印以外にはちょっと物足りなさが残ります。もちろん無印にも改善すべき点が有ったので、そこが直ったのはいいなあとは思うんですけど。(無印だとファーストはEでもなんとかなるけど、2では一塁線をばかばか抜かれる)
ただ、最後に出たPC版はベストプレープロ野球シリーズを今に伝えるのに非常に大きな役割を担っています。その気になれば今でも遊べるって夢がありますよね。自分が子供のころにやったゲームが一応現役で紹介できる、そんな偉大なゲームがベストプレープロ野球なのです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。


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