「近畿地方のある場所について」を読んだ。-5/21-5/22-2024


バチクソに怖ぇじゃねぇか!!!!!←結論

以下、感想兼日記。
極力ネタバレなしで書くにょ(ネタバレ配慮でじこ)


数か月ほど前、「近畿地方のある場所について」というホラー小説を買った。電子ではなく書籍版。


ホラー作品は大嫌いなのであまり触れてこなかったんだけど、凄い話題になってたし、小説ならジャンプスケアもないからいけるやろ!と思って買った。

※ジャンプスケア…突然の大きな音と画像(映像)で観客を驚かせる手法。人によって好みが別れるが、僕は明確に嫌い。

しかし購入後、人生初のホラー小説ということもあり「やっぱ怖ぇわ、、、」と思い、部屋に放置していた。


数か月後のある平日の夜、フィットボクシングを終え、体が昂っていた僕は本棚にあったその本に手をつけた。

この時点で時刻は午後11時。読み始めるタイミングとしては最悪だった。
始業時間が一般的なものより遅いとはいえ、それでも絶対に最後までは読めないし、物語が怖くなってくるころには深夜だろうし、アホじゃん。

しかしそんなことに気が回らず、読み始める。

そして深夜3時頃、本の中盤あたりで読むのを中断して、布団に入る。
全部読み終わった後だからわかるけど、物語的にはMAXの怖い場所で読むのを中断してた。怖すぎだ!!!バカ!!!!!

もちろん睡眠はしっかり浅くなりました。
きっと寝言で「怖いンゴねぇ、、、おろろ、、、」って言ってたと思う。
ポケスリの寝言録音機能をOFFにしてて助かったぜ。
ネロリ博士に聞かれたら恥ずかしいからな。
あと変な女の声とか録音されてたら泣いちゃうだろうし。


翌日、仕事をこなしながら「読みてェ…続き読みてェ~~~~~…」となる。これが読書の怖いところ。

そして午後10時、全てに決着をつけるために読み始める。

「こっからさらに怖くなったらどうしよう」と思ってたけど、ホラー作品の宿命というか、やはり後半は解説パートになっていたので、怖さよりは「なるほどな~」となった。

読み始める前はその日の睡眠も浅くなることを覚悟したけど、全部読み終わったら、「今日は普通に眠れるな」と思っていた。

最後の袋とじを開けるその時までは。


ネタバレになるから詳細は書かないけど、あの袋とじ実質ジャンプスケアじゃない!!!???
ずるくない!!!???
特に最後のやつ!!!酷いよ!!!!!なんてことするんだ!!!
こちとら深夜1時だぞ!!!!!
くそっ!寝る前だってのに変なものみせやがってッ!!(僕の心の中のジャイロ・ツェペリ)


まあそんなこともありつつ、無事読み終えられて満足。
オチは最近だと結構ありがちというか「なるほどね」という感じです。
個人的には「近畿地方のある場所について④」のくだりが結構良かったですね。ゾクゾクしました。

最近はモキュメンタリ―にはまっているので、ジャンプスケアがないと100%断言されているホラー作品になら触れてみるのもありかもしれない。


この本の感想を書いてる人最後に、山に行こうとするか、「見つけてくださって~」を書いてる説。


#近畿地方のある場所について


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