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英語学習のお悩み「単語や文法が覚えられない」

今回は僕がよく相談を受ける、「単語や文法が覚えられない」ということについてお話しします。
英単語を覚えるために必要なことについては、こちらの動画でもお話ししていますが、今回は視点を変えて、「単語や文法の知識を身に付けていく上で大切なこと」をお話しするので、

・どうしても単語が覚えられない!
・文法の知識が頭に入らない!

という悩みを抱えている方は、是非参考にしてください💡

英単語を覚えるために必要なことは、こちらの動画と記事をご覧ください。

日本語の単語や文法って無理して覚えた?

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小さかった頃のことを思い出してみてください。
日本で育っている子どもは、4、5歳になれば
語彙力や文法に間違いがあっても、簡単な日常会話ができる
力を身に付けています。
10歳くらいになれば
少し難しい話でも、相手の助けを借りながら話し合うことができる
力が身に付きます。
子どもと大人の違いは、
無理して単語や文法を理解しようとせずに、言葉の知識を身に付けていっている
ということです。

受験や学校のテストのために仕方なく難しい単語や熟語、漢字の知識を覚えることは子どもの頃にもありますが、子ども達は
相手が話す言葉、本に書いてある言葉、映像から流れてくる言葉を聞いて、実際に自分もその言葉を使ってみる
ということでどんどん知識を身に付けていきます💡

大人になると、子どもの頃よりも
「間違えたら恥ずかしい」
「完璧に話さなければ」
「こんなことから分からないなんて、笑われてしまうかも」
などと考えるようになって、
新しく身に付けた単語や文法の知識を実際の場面で活用することが難しくなります。
しかし、間違えることを恐れて使わないままでいては、新しい単語や文法の知識を身に付けることが困難になってしまいます。
一度間違えて指摘されたことは
「間違えた!恥ずかしいから正しい使い方を覚えないと!」
と記憶に残って、次に使うときには正しい形で使うことができるようになります。

また、英語を頑張って勉強している人が文法や単語の間違いをしたときに、
「そんなことも分からないの?」
「そんな文法の間違いをするなんて、変だよ」
なんて言ってくる人は、そんなにいません。
あなたが一生懸命英語の勉強をしていることが伝われば、相手もあなたに協力してくれることが多くなりますし、わざわざ間違えたことを傷つくように指摘してくる人も少ないので、
「間違えたら恥ずかしい…」
という気持ちがあってなかなかアウトプットができないという方は、まずは少しずつ「間違えたら恥ずかしい」という意識を取り除いていくようにしてください🍀

覚えにくい単語、文法は積極的に使う

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「単語や文法でどうしても覚えられないものがある…」
という悩みがある方にすぐに確認していただきたいことは、

覚えたい単語や文法を使ってすぐに英作文ができるか

ということです。

文法や単語の使い方がきちんと理解できていれば、すんなり英作文することができます。
しかし、

・単語の意味は分かるけど、実際にどんな使い方をするか分からない
・この文法を使ってどんな表現ができるか分からない

というところで理解が止まってしまっていると、英作文をすることができません。

ちなみに、一度英作文で単語と文法の知識を確認して欲しい理由は、

書き出して見ることで自分がどんなミスをしやすいか、視覚的に確認しやすくなるから

です。
「書く時間がもったいないし、リスニングとスピーキングの力を短期間で伸ばしたいんだ!」
と思う方は、

覚えたい単語、文法を使って英文を作り、声に出して読んだものを録音して、自分が苦手なところをチェックする

という方法で確認してみても良いかもしれません💡

しかし、

・ある程度綺麗な発音で、楽しく会話ができるようになる
・似た発音の単語の聞き間違いをあまりしないリスニングの力を身につける

という目標がある場合は、ある程度単語のスペルを見て(日本人が苦手なrとlの発音の違いなど)、どんな発音になるのかを理解することも大切です。

自分で単語や文法をの使い方をチェックして理解を深めたら、実際に人と英語でコミュニケーションを取るときにもその単語や文法を積極的に使っていきましょう📝

大人には子ども達よりも優れた力がある

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大人になった僕達には、子ども達よりも高い情報処理能力や語彙力、多くの経験を活用する力があります✨
高い日本語の語彙力が、
頭に浮かんだ日本語を英語にしようとしてもできない!
という問題を引き起こしてしまうことも多くありますが、

・この表現は他の場面でも聞いたことがある
・この表現が前にも言えなくて困った方がある
・今と同じような状況のとき、ドラマでこうやって言ってたな

など、過去の経験と結びつけて単語や文法を知識として理解することができることが、大人になった僕達に身に付いている力です。

さらに、大人は情報処理能力が高いため、新しい単語や文法を覚えたときに

この単語や文法の知識は自分にとって必要か

と無意識のうちに知識を選別しています。
「どうしてもこの単語、文法を理解したい」と思ったときには、
その単語や文法を使った文を見たり聞いたり、自分で作文したりしながら脳に「この知識は自分にとって必要だ」と理解させることが大切です💡

大人になったことで備わった力を上手く活用しながら、英語学習に取り組みましょう✨

子どもの頃とは学び方が違うけれど、大切なことは同じ

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今回は、よく聞く英語に関するお悩みの中から
「英単語や文法が覚えられない」
ということについてお話ししました。

「大人と子どもでは学習方法が異なる」
「赤ちゃんのように勉強すれば、英語の力が身に付く」
など、英語学習については様々な説があります。

確かに、大人と子どもでは得意なことが異なるため、
「子どものときに日本語を身に付けたように、英語も学習しよう!」
というのは大変です。

僕達大人には、子ども達とは違う能力が備わっているので、大人になる中で身に付けた情報処理能力や、様々なことを関連付けて覚える力も活用しながら英語学習に取り組んでください💡

しかし、大人でも子どもでも、自分の知識として新しく学んだ単語や文法を使うことができるようになるためには
新しく学んだ知識を、積極的にアウトプットする
ということが大切です。

「恥ずかしい」
「失敗したらどうしよう」
と思う気持ちを取り除いていくのは大変ですが、単語や文法の知識を増やしていくためには、積極的にアウトプットをして
「使い方を間違えた!次は間違えないように復習しておこう」
と感じたり、
「きちんと相手に伝わった!これからもこの単語や文法を積極的に使おう」
と達成感を味わったりすることが重要になります。

・大人になって身に付けた能力を活用する
・子どもの頃のように新しく学んだ知識を積極的にアウトプットする

の2つをうまく組み合わせて、英単語や文法の知識を増やしていきましょう✨


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