年末

昨日、アルバムのマスタリングを終えました。
最終の通しチェックをしてる時、
今年はいろいろ大変だったけどこんなに素晴らしいアルバムが作れたんだし良い年だったなと、最後に思うことができました。
チームで一丸となって情熱を込めて作り上げた自信作です。
いつリリースしようか?みたいな話はこれからなので、気長に待っていただけると嬉しいです。
そして告知された時には盛り上がって、リリースされた時にはいっぱい聴いて、自分の周りの人たちにシェアしていただけたら嬉しいです。笑

話は変わりますが、
1月5日に予定されてたMASHROOM2021(東京)が中止になってしまいました。
かなり楽しみにしてたので残念です。
23日の大阪編はやるみたいなので、来られる方は一緒に楽しみましょう。
フロントマン対談はこちら↓

松本:(今年は)自分らが主体になるってスタッフまわりに言われて、いろいろ考えてたんですけど、これまでは良くも悪くも、オーラルとフレデリックが存在することによっての“正解”ってあったと思うんですよ。オーラルとフレデリックが結果を出していくことも、ああいうライブのスタイルも、出てきたときの歓声の違いにも、「あ、これが正解なんだな」っていう。そういう劣等感みたいなものはずっとあったんですよね。そこに対して自分たちがどうやっていけばいいのか。しかし、自分たちのスタイルを崩したくないっていう。……まあ、自分たちがそれに見合うだけの結果を出せばいいだけの話ではあったんですけど。
――なるほど。
松本:だからこそ、今年は“正解”を作りたくないなと思います。自分たちはもともと正解があるタイプのバンドじゃないので、音楽を聴くことが楽しいっていうふうにもできるし、盛り上がることが楽しいっていうふうにもできると思っているので、みんなに好きなようにやってもらって。(イベントの)締めにあたるわけだから、何かしらそういうものを用意しなきゃいけないのかなって思ったりはするんですけど、それによって、たとえば自分たちの対極に位置するバンドスタイルのバンドがやりづらい空気感とかは出したくないので。だから、よりショウケースだと思って、自分たちを表現することに徹してほしいなと思います、今回は。自分たちがそれを助長できる存在になれたらいいなという。

話してる時、俺はこの大さんの発言にすごくグッときたんですが、
それはやっぱり自分たちが今まで「大型ロックフェスで勝つバンド観」みたいなものに上手く馴染めなかったからだと思います。
それぞれのバンドがそれぞれのスタイルで、という“正解”のないオルタナティブなライブイベント。考えただけで楽しそうです。

いつの時代も文化はクロスオーバーすることでより輝きを増すものですが、フィルターバブル、分断の時代と呼ばれる現代ではそれが難しくなってると感じます。
自分の意志で意図的に、普段とは違うものに触れてみる。そういう行為をヒップだと思える価値観を大事にしていきたいですね。

こちらはDIGLE MAGAZINE、年末の特別企画。2020年を振り返って、ベストトラックをセレクトしました。(インタビューの中で「12月31日はライブする予定です」と言ってますが、ご時世的に参加できなくなりました。泣)
普段は海外の音楽をよく聴いてるので日本の音楽はあまりセレクトできなかったんですが、最近は国内探索も楽しいです。メジャーインディー関係なく、かっこいい!と思える曲が増えてきた気がします。
鳴ってる音楽が変わったのか、俺自身が変わったのか。どちらにせよ、負けてらんないですね。勝ち負けじゃないけど。

バンドで今年を振り返った動画も載せておきます。

以上、年末にまとまりのない文章をすみませんでした。笑
みなさん、来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?