27歳、突然仕事やめます

今日から転職活動日記を始めたい。

なぜなら、2020年5月1日から今の所、僕は無職なのだ。

何かに取り組んでいるという安心感というものは、

とても心地のいいものでしょう?


さかのぼれば2週間前。

朝起きて突然、仕事をやめようと決意した。

辞表をバァァァンと出すような夢を見たわけではないし、

美輪明宏のような妖精からお達しがあったわけでもない。

ドラマチック展開は微塵もなし。なぁんにもない。

江戸時代の水戸黄門さながら、

27歳という微妙な若さを印籠にして、

不平不満でいっぱいの

ネチネチ、ジメジメした毎日を成敗したかっただけ。

朝起きてすぐ、面倒くさくなっただけ。

ものすごーーーく、面倒くさくなっただけ。

それだけなのである。


1年間ほどウダウダ転職について考えていた割りに、

辞めようと決めてしまえばそこから先は早かった。

辞めたい、辞めます、辞めさせていただきます。

幸か不幸か以外にあっさり運ぶ退職手続き。

具体性のない「ヤリタイコト」をつらつらと話した。

未来に向かって一直線、主人公キャラ設定で、無職へ向かって猪突猛進。

「俺たち、結婚しようか」寝起きにコーヒー飲みながら。自然に。

以外に会社を辞めるきっかけは、こんなものなのだ。

どんよりとした空模様の中、Every Little Thingのソラアイを聴きながら

そんなことを思ったのである。


二人しかいない部署。大好きな先輩に退職の意を伝える2月上旬。

引き止められ、泣いた。感謝しか浮かばず、ただ泣いた。

そして思いとどまった。けれども2週間たてばまた辞めたくなった。

そして、朝、思い立った。

今度は報告をしないで、直接人事に向かった。罪悪感と開放感。


僕は射手座。行動力と自由を愛するのが強みだ。

高校3年生の今頃に、自分に言い聞かせたことを同じ時期にまた、

自分に言い聞かせるとはなんとロマンチック。なのか?


何はともあれ残り1ヶ月と数日。

まだワクワクしている。















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