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よだちゃんに癒されて
幼なじみが乃木坂を推し始めたのはいつだったかな
中学生のころだったか?
同じ頃、その幼なじみからオススメされ乃木坂46というグループを知った。それから6年ほど経ったいま、たまたまどこかで流れていた乃木坂の曲が頭に残っていて、あ〜あの曲なんだったかなあって思い出してYouTubeで乃木坂の曲を片っぱしから聴いて頭に残った曲を探した。チャンネル登録もした。なんで急にそんなことしてんの?って思われたことだろう。1日家にいて暇だった。 YouTubeを見てると、乃木坂工事中というテレビ番組がある事を知った。それを見ている中で、与田祐希というメンバーに出会った。ニックネームはよだちゃん。以下、よだちゃんと呼ばせていただく。
同じものを見て抱く感情は人それぞれであるというという自明の理に反して、よだちゃんはかわいい。
さて、よだちゃんはかわいくあることが仕事であり、そのかわいさに癒されたい誰かが癒された時点でそこに価値が発生することになり、よだちゃんは仕事を全うしたことになる。
自分は何で価値が生めるのか?
月曜日から金曜日までパソコンと向き合い、オンライン授業に取り組み、土曜日に競技場に行き練習をして、日曜日にたまった課題を消化する。こんな生活を送っている私のどこに価値があるのだろうか。(世にいうコロナ鬱の5歩くらい手前)
ここ2週間、全く前に進んでいる気がしなくて、自分の価値がわからず苦しんだけど、走る事で人と関わることができて、走ることに少しだけ期待を寄せてくれる人がいることに気がつけて、どうやら今の私の価値は走ることにあるのだと見つかって、少しだけ生き返った。でも、価値があるかどうかを決めるのはいつだって受け取る側だと思う。だから、価値を生めるくらい頑張るしかないなと。いまの僕には、陸上の他に情熱を注げるものはなくて、これがいま頑張れる理由である。世の中には、すごい人がたくさんいてその人たちの価値の大きさに、やきもちをやいたり、怯んでしまったりする。どんなに頑張ったって、桐生祥秀選手や山縣亮太選手のようにはなれないし、与田祐希のようにはなれない。そんなことはわかってるけど、少しでも近づけるように努力を惜しむことなくがんばっていこうと思う。
自分がほかの人より、
時間をかけてるものはなんだろう。
そこに、自分の価値があるんじゃないかな。
どれだけ努力をしても、よだちゃんのようにはなれないけど、だれかにとっての、よだちゃんにはなれるんじゃないかな。
幼なじみに、
「最近乃木坂きてるのよ〜」って言ったら
「おれ最近、追っかけてないわあ」って言われた。
幼なじみは最近、「日向坂」らしい。
でも、よだちゃんはカワイイ。
そういうことです。
ファン歴、約1週間。
写真、
与田祐希 公式Instagram @yodayuuki_oimoより。
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