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書かれた顔

今日は『書かれた顔』を観に横浜シネマリンという映画館に行ってみた。

あらすじ・ストーリー 映画監督のダニエル・シュミットは、芸術の造詣が深くオペラの演出家としても知られていた。ダニエルは日本の著名な文化人との深い親交の中で、歌舞伎の女形という特異な存在を知る。1990年代の日本で、彼は女形のスター・坂東玉三郎に魅せられていく。
解説 1995年のロカルノ国際映画祭で上映された、ダニエル・シュミット監督の『書かれた顔』を4Kレストア版として上映する。歌舞伎の女形・坂東玉三郎の舞台映像を軸に、女優や日本舞踊家、舞踏家の映像を織り交ぜながら、日本の美と伝統的な女性像を浮かび上がらせていく。出演は坂東玉三郎、武原はん、杉村春子、大野一雄、蔦清小松朝じら。

映画ナタリーより

坂東玉三郎さんの昔の舞台映像とか見られるし、なんか楽しそうかなと思って観に行ってみた。本当はいつもお世話になってる渋谷のユーロスペースとか、うちの近所に新しく出来た映画館でやってたので観に行こうとしてたが、ダラダラしてる内に上映終了していた。まだ上映している映画館にわざわざ足を運ぶ。

観た感想を包み隠さず正直に言います。恥ずかしいことかもしれないけど、嘘ついたってしょうがないからね。

あのね。よくわからなかった。


はい。 あるよね、そういうこと。
単館映画を観て感想を語れないなんて、何だかオシャレじゃないよね。まして、わざわざ関内にまで行ってさ。

無理に理解しようとしたら出来ないこともないのだろうけど、まず私の語彙力じゃ表現出来ないし、わからないものはわからないとしようと思う。思考ストップだ。

映像の妙というか、退廃的な風情はこの監督さんの得意なやつなのかもしれないけど、ちょっと自分には合わなかった。好き嫌いの問題だと思う。
もちろん30年ぐらい前の玉三郎さんの姿を見られてよかったし、100歳をこえてる柳橋の芸者さんの姿はパワーがあって興味深かった。

受け手に委ねられている映画だったかな。そんな感じ。


終わって関内を散歩する。
普段はにぎわい座がある隣の桜木町に行くことが多いので、関内は久しぶりだ。

商店街も初めて歩いた。綺麗な商店街だったけど、脇の道入ると、やってるのかやってないのかわからない中華料理屋や、ラブホが並んでて、何とも言えない風情だ。

東京に戻ろう。

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