リュウタサン

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リュウタサン

こんにちは。歴史を中心に投稿しています。従来の歴史的考察ではなく、全く新しい歴史的ファクターにフォーカスします。それらを現在を生きる私たちにおとしこみます。

最近の記事

勢と節〜孫子3分クッキング〜

「激水の疾(はや)くして、石を漂わすに至る者は、勢(せい)なり。鷙鳥(しちょう)の撃ちて毀折(きせつ)に至る者は、節なり。是(こ)の故に善く戦う者は、其の勢は険にして、その節は短なり。勢は弩(ど)を張るが如く、節は機を発するが如し。」 孫子兵法、勢編である。 ラフに訳すと 大きい岩石を流す程の水の流れとは「勢い」のことである。 タカのような鳥が獲物的確に一瞬で捉えるのは「節」つまり、タイミングが絶妙だからである。 戦いが上手な者は「勢い」を貯めておいて、「タイミング」を捉

    • 人類よ!大胆であれ!

      最大のリスクはリスクを負わないことだ。 誰もが知っている格言ですが、 この言葉が知れ渡るはるか昔、命を掛けた戦で実践した人物がいました。 「徳川家康」 家康がその時行動に移さなければ江戸幕府は存在していなかったかもしれません。 元亀3年、1573年 遠江国(現在の静岡県)三方ヶ原において徳川織田連合軍と武田軍がぶつかり合いました。 信玄は足利義昭の要請を受け信長包囲網に参加すべく西上しようとしていました。 しかし、織田と武田の領地の間には徳川の領地がありました。 徳

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      • サピエンス全史

        サピエンス全史はイスラエルのユヴァル・ノア・ハラリという歴史学者が著した世界的ベストセラーです。 タイトルの通りホモ・サピエンスについて書かれています。 ただの歴史書ではなく、私たちホモ・サピエンスがなぜ進化することができたのかを解き明かすことができる本になっています。 なぜホモ・サピエンスだけが生き残り、発展することができたのか。ネアンデルタール人や他の原人とは何か違ったのか。 ホモ・サピエンス以外の原人はなぜ発展することができなかったのか、なぜ地上から消え去ってしま

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        • 草履取りはのちの天下取り

          木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が信長の草履取りから弛緩して出世していったことはご存知でしょうか? 草履取りとは武士に仕え主人が外出する時に草履を揃え、お供をする下僕のことです。 天下をとった豊臣秀吉も初めはほとんど使いっ走りのようなポジションから出世していったのですね。 有名ですが、こんな逸話があります。 ある冬に信長が外出しようとして下駄を履くと、冷たいはずがなんと下駄が温かい。 木下藤吉郎が信長を待っている間、下駄の上に座っていたに違いないと考えた信長は怒り、もっていた

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        勢と節〜孫子3分クッキング〜

          逃げるが勝ちが金ヶ崎

          信長の撤退戦で最も有名な金ヶ崎退き口。 織田軍が越前(福井県)に拠点を持つ朝倉家を攻撃した時、同盟関係であった近江(滋賀県)の浅井家の裏切りに合い挟み打ちの状況にあいました。 兵力では織田徳川連合軍がまさっていましたが、挟撃されてしまっては分が悪すぎます。 というか全滅の可能性すらありました。 最初は裏切りの報告を信じなかった信長。 しかし、つぎつぎと浅井裏切りの報告が告げられるにつれて遂には信長も行動に移す決断をします。 信長がとった行動は 「脇目も振らずに一目散に

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          逃げるが勝ちが金ヶ崎

          平和への架け橋

          平和への架け橋

          ラマヌジャン的であれ!

          シュリニヴァーサ・アイヤンガー・ラマヌジャンという人をご存知でしょうか? 20世紀前半に活躍したインドの数学者です。 ラマヌジャンは「インドの魔術師」と呼ばれるほど天才的な数学者でした。 しかし、彼は知識と研究を積み重ねた数学の研究者ではなく、閃きと直感に優れていました。 タイトルにある「ラマヌジャン的であれ!」とは意訳すると「直感的であれ!」という意味です。 つまりラマヌジャンが多くの新しい数式を世に送り出したように、私たちも何かインスピレーションを得た時行動に移す

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          ラマヌジャン的であれ!

          ひとりひとりができること

          あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。  あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。 有名な言葉です。 アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの大統領就任挨拶の一部です。 現代からみると少し古い考え方ではありますが、考え方によっては現在でも充分通用する考えだと思います。 ケネディ元大統領に関してはベトナム戦争やキューバ危機など批判的な意見もありますが、ここでは一旦割愛して演説や言葉のみに注目して考えていきたいと思います。

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          ひとりひとりができること

          信長の強さは直感と行動にあり

          皆さんこんにちは。 このnoteでは歴史の新たな考察、思考にイノベーションをテーマに投稿していきます。 まずは誰もが知っている戦国大名織田信長の有名な戦い、桶狭間の戦いについて今までの解釈とは全く違った解説をしていきます。 永禄3年、1560年織田信長と今川義元との間で桶狭間の戦いがおこりました。 今川義元はどんな人物? 今川義元は海道いちの弓取と称されたほど実力派の武将でした。 現代ではゲームなどの影響で、貴族のような格好をし、麻呂眉でおしろいを塗り、 歯を黒く染

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