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まだ間に合う!今年度2回目の12月宅建士追加試験対策

今年度は過去に前例のない10月18日(日)と12月27日(日)の2回に分けて実施される予定の宅地建物取引士試験。

1回目の試験はすでに終了しておりますが、2回目の追加試験まであと約1ヶ月となりました。

1回目の試験では予想通り法改正からの出題が目立ちましたが、2回目の追加試験では法改正点からどれほどの出題があるかは分かりません。

ちなみに、指定試験機関の一般財団法人不動産適正取引推進機構のウェブサイトには、「10月の試験と12月の追加試験の合格ラインは実質的に同レベルとなるように設定します」と記載されていますので、勉強時間が余計に確保できる12月受験組が有利にならないよう実施されるものと思われます。

例えば、過去10年間毎年交互に出題されている地方税の不動産取得税と固定資産税については、今年度は不動産取得税からの出題が予想されていたとおり、1回目の試験では不動産取得税から出題されましたが、12月追加試験でも不動産取得税から出題されますと12月追加試験受験組に有利に働く可能性があることから、おそらく12月追加試験では固定資産税が出題される可能性が高いように思われます。

なお、勉強が思うように進まない中、12月の追加試験を迎える方もたくさんいらっしゃることと思いますので、資格の予備校での講師経験を踏まえ、まだ間に合う!今年度2回目の12月宅建士追加試験対策をご紹介します。

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この表は、「宅地建物取引士試験過去10年間の正解番号と正解番号ごとの平均正解数」です。※10月18日に実施された令和2年度第1回目の正解番号はまだ公表されていないため、令和元年度までの10年間にて分析。

例えば、過去10年間の正解番号の平均は正解番号1が11.30点、2が11.90点、3が13.15点、4が13.55点ですから、正解番号の配分に大きなバラツキはないことが分かります。

したがって、本試験でひととおりの問題を解答したらマークシートにチェックした正解番号4つのそれぞれの数を数えてみて、分からない問題の正解番号の配分を上記平均値に近づけるだけで、分からない問題のうち何題からか得点に結びつけることができるかもしれないのです。

ただし、上記方法による得点は自分の実力とは無関係であり合格するための本質的な手法ではないことと、あくまでも過去10年間の正解番号から導き出した個人的な趣味の分析データであることをあらかじめご承知おきください。

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