言語化力

「言語化力」を読んで

ツイッターなどで販売前から話題になっていた「言語化力」。本日、ツタヤにて発見したため読んだので、読んだメモを。

著者が何気なしにツイッターでフォローしていて「面白いなー」というツイートが多く本も気になり読んでた次第です。今回は印象に残った点4つメモします。

①戦略とは「努力しないで勝つ方法を考えること」

序章で戦略とは「戦うことを略す」ことだ。そのために「努力しないための努力」する。

→ヒト・モノ・カネは皆、平等ではないので他の人が努力していることとは違うことで努力するというのは当たり前のようで当たり前ではないなと感じた。

②「言語化には段取りがある」

ちょっとした読書感想文でも以下のような段取り、特に最初の3つがしっかりしていれば自分の感情で伝えることができる

「スタンスを決める」=どんな料理を作るか決める

「問題の本質をつかむ」=食材を決める

「自分の感情を見つめる」=調理加工する

「言葉を整える」=最後にお皿に盛り付ける

→この本で多く話されていたのが伝える時の自分の「スタンス」をしっかり定義するということ。伝えるのにそもそも重要なので、個人的には一番最初の段取りで6割位、話が決まる印象。

③「言葉の因数分解」

悩みというのはただの思考停止であり自分が悩んでいることを因数分解しないとと行動に移せない。

例.「仕事がうまくいかない」を因数分解。

簡単に説明すると、まず「仕事」を定義する。この本では顧客とのミーティングであり、次に顧客って誰?なぜうまくいってない?などを因数分解していき自分が悩んでいることを言語化することで自分の悩みというものを言語化して行動に移すというものであった。

→確かに私は「思考停止」というのがよくあるがそれは考えることを放棄しているだけで本質的な「何がわからないのか」を分解できていないだけであった。

④言葉がまとまらない時は「発言のフォーマット」を使おう

人に説明する時に考えがまとまってなくても「3つあって」という表現を使う。その「発言のフォーマット」を使うことで説明する時に3つ発想する習慣が身につく。

→最近の自分の話方。これは自分も実践していたことなのでかなり納得した

まとめ

自分を経営する。という感じがした。理由はどの会社も基本的には理念があってその理念という指標を軸に物事を決めていく。ただこれは会社だけでなく一個人も同じで「自分はこういう目的でこう生きている」というスタンス・定義を持つことで言葉を発するのにもそれが軸になり、躊躇せずに話せるのだと思った。また悩んでるなーという感情があるときに読みたい。



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