論理的であることは、存在条件として2次的である。また、であるがゆえに、「それ自体」でないものは存在しないし、存在しえない。

論理的であることが存在条件として二次的な位置を占めるという命題は、まず何よりも「それ自体」として存在しなければならないことを含んでいる。

これは、実在やその本質または基本的な性質を具現化しなければ存在として認識されないということでもある。この概念は、物体や概念の存在がそれ自体の固有の品質と目的によって確立され、それを感知可能な世界に位置づけることと合致している。
また同様に、全く逆の言い方をするだけだが、これらの不能は、その存在を否定し、それゆえに論理的な議論や考察の対象から必然的に除外される。

さらに、このことは、存在として論理的うちにあがるか、その論理的な分析の対象となるためには、最初にその自身としての条件を通じて自身の存在を裏打ちしなければならないということでもある。

そのような裏打ちがない場合、''むしろ裏もなにもありえないのだが''、それは存在しないと見なされ、したがって論理的な議論や分析の対象となることはない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?