見出し画像

今週のみなとニュース(誰も負担増を負わない、のは無理では?/SACHICOの危機/連載を終えて)

みなと隆介の近況:誰も負担増を負わない、のは無理では?

 日本共産党は9月末に「経済再生プラン」を発表しました。
①政治の責任で「賃上げ」「待遇改善」を
②消費税減税、社会保障充実、教育費負担軽減
③気候危機打開、エネルギーと食料の自給率向上
の3点が主な柱です。
 ぜひスマホなどで検索をかけて内容をご覧いただきたいのですが、年間22兆円規模の内容、そして18兆円規模の一時対応(奨学金5兆円分の返済帳消し、中小企業賃上げ支援)のための財源もきちんと示しています。
 防衛費増大の中止、原発推進費用の削減、政党助成金(日本共産党以外の全ての政党が受領。年300億円)の廃止、万博中止による節約など、理にかなわない歳出はきちんとカットします。一方で大企業や超富裕層にそれぞれの負担能力に見合った税金を納めていただく税制改革も提案しています。
 借金が1000兆円以上あり、そして高齢化でさらに医療介護等の歳出が増える日本です。誰も負担増を負わなくても大丈夫、というのは無責任すぎます。能力に応じて課税し、そして生活や商売の安心と経済成長のために使う、これが日本共産党の経済再生プランです。

みなと隆介の視点:SACHICOの危機

 先日「みなと隆介応援チーム」でオンラインミーティングをしている際に、メンバーの1人より「松原市の阪南中央病院にある、性病力被害者のためのワンストップ支援センター(SACHICO)が存続の危機にある」とのお話を教えてもらいました。
 産経新聞さんがネットで記事を公開されていたので拝見すると、2022年度には406人、延べ4231件の相談を受けたSACHICOは、年1500万で支援員の報酬や証拠の保管費用等をまかなっているものの、対応する医師の人件費は病院が負担しているとのことで、2024年度からの「医師の働き方改革」なども相まって、民間病院で支えることが限界にきている、とのことでした。
 相談しにくい性暴力被害について、24時間ホットラインで、被害直後から包括的に支援できるセンターをなくしてはならず、存続に向けて行政の後押しが欠かせません。(何より性暴力の根絶が欠かせませんが、すぐにゼロにならない可能性が高い以上、こういったセンターの維持は重要です)

みなとりゅうすけの生い立ち:連載を終えて

 約1年に渡って書いてきた「みなと隆介の生い立ち」。途中からは私が勤めていたイズミヤ株式会社の裏話みたいになりましたが、それはそれで面白かったというお声もありホッとしています。
 1回350字ですから、約14000字。文庫本なら20数ぺージで要約できる人生。どうにも薄っぺらく人生これでよかったのかと不安にもなりますが、表に出せないことも色々ありますし、人生ちょうど折り返しくらいなのでこれから挽回したらいいかと思っています。
 連載中途にも書きましたが、私の大好きな作家の三浦綾子さんの文壇デビューは42歳。そして「今日という日には誰もが素人」(三浦綾子)。まだまだこれからという気持ちで、引き続き活動していきます。(次回からのペーパー版は「ゲイの当事者として考えてきたこと」を連載します)


「しんぶん赤旗日曜版」に掲載されていた三浦綾子さん生誕100年の記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?