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今週のみなとニュース(こむら潤さんと演説した話/そのネットワークをどう評価しているの?)

みなと隆介の近況:こむら潤さんと演説した話

朝の駅前宣伝は、相変わらず週に4回のペースです。いつもは週中の水曜日が休「宣」日なのですが、今週は月曜日が祝日だったため4日連続で。
さて昨日13日(金)の朝の十三駅東口の朝宣伝は、日本共産党のこむら潤・衆院比例近畿ブロック予定候補とご一緒でした。

尼崎市会議員を務め、さらには2021年衆院選の比例代表候補、そして2022年参院選の兵庫選挙区候補の経歴のこむらさん。演説も落ち着いて分かりやすく「やっぱこういうレベルに達しないとダメだよな」と自らと比べて反省しきりでした。

ところで、私の前任のてらど月美市会議員の引退に伴い、淀川区で女性の共産党員がマイクを握るということが少なくなりました。駅前宣伝やスーパー前宣伝で喋るのは殆ど湊です。なので、共産党の女性が演説をしている、ということもいつもと違う受け止めになった理由の1つかな、とも感じています。とはいえ、私もゲイの当事者の共産党員 兼 次の市会議員選挙を目指す人間です。多様性を体現するためにどうすればいいか、これまた反省と探求がいるなと考えた次第です。

みなと隆介の視点:そのネットワークをどう評価しているの?

 『しんぶん赤旗』読者さんや後援会員さんのお宅を訪問すると、多くの高齢の方に出会います。お1人暮らしの方も大勢おられます。老々介護の世帯もあります。認知症かなという方もおられます。
 宮崎から出てきて同性のパートナーと2人で暮らす生活。子どもはおらず、平日は家と仕事の往復。そもそも少ない休日はもっぱら遊びに行くか、選挙時期ともなればこれまた1日中選挙ボランティアに行くか。そんな生活の時には思いも寄らなかった地域の姿を目の当たりにしているこの1年です。
 
 さて、そんな多くのお宅が、数か月に一度でしかない私の訪問を歓迎してくださったり、ちょっとした悩みを話してくださったりします。お悩みがない場合には「何かあればお気軽にご連絡くださいね」と言ってそのお宅を辞しますが、地域に住んでいる日本共産党の党員が様々な形で繋がっていることで、それがある種、読者や後援会員の方にとっての安心のネットワークになっているのだろうなという思いを日々新たにしています。
 ところでこの安心のネットワーク、実は創価学会さんも提供されているのでしょうね。「学会さんはほんまに熱心に面倒見てくれるからね」というお話をよく伺います。あるいは、町会さんで活躍されている皆様もそうだと思います。

 これらのネットワークで世話を焼く側の方々の行動は、基本的に全て無給で出来上がっているわけですが、どんどん担い手が減っている状況だと思われます。私が所属している日本共産党は、党員さんを増やすために日々多大な努力を払っていますし、創価学会さんが支える公明党さんの得票数はどんどん減っていますし、町会の役員の成り手がいないという嘆きの声をよくお聞きします。

 今、介護をさらに貧弱にしかねないような動きが政府筋から出ていますが、こういった無給の、介護保険の、あるいは行政サービスの枠外で「提供」されているネットワークをどう評価しているのかなと最近しきりに思います。
 民間の共助に頼っている部分がかなりあって、でもそれがどんどん弱まっていて、ほんで介護を再び家族化しかねないような動きをして、一体何がしたいねん、と思うのです。このままでは、高齢者が地域の中で放置されたり、あるいは家族が日常から過重な介護あるいは見守り負担を引き受けざるを得ない状態になったりと、このことを懸念します。

 

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