10/28 ABCラジオ浦川泰幸の健康道場プラス 隆祥館書店店主 二村知子の今週の一冊は、西日本新聞社 編集委員の佐藤弘さんと、渡邊美穂さんが、書かれ、作画を、魚戸おさむさんが担当された『食卓の向こう側コミック編 プラス健康は口から』 です。
ABCラジオ健康道場プラスの浦川泰幸さんは、「家裁の人」を描かれた魚戸おさむさんが絵を描かれていることに感動されていました。その魚戸おさむさんは、内容に惚れ込んで自ら描かせて欲しいと頼まれたそうです。
この本は、九州の西日本新聞の第一面に、ずっと掲載されて評判になった記事がブックレットという薄い冊子になり、50万部を突破して、今回、本になりました。
九州の大学の先生や、医師、歯科医に取材して書かれています。
第一部は、食生活について、大切な事を、コミックスでわかりやすく書かれています。
食生活を見直すこと 長崎大学の中村修先生
糖尿病の大学生の例
咀嚼は生きる力そのもの
第二部では、
「鼻呼吸」 「あいうべ体操」の提唱者 福岡の内科医 今井一彰さん
口からだと、もろに細菌などが直接体内に入ってしまいますが、鼻には、ちりやほこり、細菌やウイルスの侵入を防ぐフィルターの役目があります。
鼻からだと適度に温められてきれいな空気が肺まで入るのです。
寝ている時、無呼吸になると、身体中に酸素が行かず体は血圧を高くして全身に血液を送ろうとします。
睡眠時無呼吸は、心筋梗塞や、糖尿病の原因にもなります。
それを防ぐのが、就寝時の、「マウステープ」や、「あいうべ体操」
口が、ポカンと空いていたら、口と舌の筋肉を鍛える習慣をつける。
自然に、口が閉じて鼻呼吸になる。
鼻呼吸になっていくことで、免疫力が上がるのです。
寝る時に「マウステープ」
めまいにも効くそうです。
糖尿病の診断で使われるヘモグロビンエーワンシ-=赤血球中のヘモグロビンが血中のブドウ糖と結合したものを示す値が、下がる方も多いそうです。
「あいうべ 体操」で、舌や、口の周りの筋肉が引き締まると、自然に舌が上がり、口を開けにくくなる。これだけのことで、喘息や、アレルギー性鼻炎が良くなった例が沢山あるそうです。
福岡のある小学校で、多くの児童の口が開いていることが問題になったそうです。
学校歯科医の提案で、「あいうべ 体操」始業時と終業時と家庭で、一日3回始めたところ、
冬にインフルエンザ流行したときに、これらの学校は、程度が軽く済んだそうです。
薬は副作用もあります。お金をかけずに、誰でもどこでも取り組める健康法
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
隆祥館書店にて、絶賛発売中です。
オンラインショップもございます。
ぜひ、当店にてお求めください。
メ-ルアドレス ryushokan@eos.ocn.ne.jp
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