【忙しい社会人のためのドラムの楽しみ方について考えてみる~前編】

5月も後半になりました。時折夏のような日がありましたが、もうすぐ夏になってしまうんでしょうね。私は夏がそこまで好きではないので、早く秋にならないか考えてしましますが。どうも社会人なってから夏の思い出が少ないと思ったら、そもそも夏の時期に外に出ていないですね汗

前回、著作権に触れてきましたが、書けば書くほど色々考えることが出てきます。人間が文化的活動をし続ける限り、必ず著作権も問題になるわけですが、他の知的財産権と比べて金銭的、専横的なイメージがあり、創作物の権利を主張し続けると、その創作物を利用する側から見れば反発したくなるケースが多い気がします。ここ数年もJASRACと音楽教室が音楽教育のための楽曲利用の課金の是非を巡って対立していることもその現れであると言えるでしょうか。しかし、本当にお金取るんでしょうかね。こういう事例を見ると著作権は、「金の亡者の権利」と思ってしまったりしますが。。

さて、著作権に関連して今日はたまには趣味の音楽や楽器の話でも書こうと思います。

プロフィールと写真にもあるとおり私自身、趣味が音楽で聴くのも好きなのですが楽器演奏も好きで、今はドラムをかじっております。始めて2年くらい経ちますが、独学かつ思い出した頃にスタジオで練習なので初心者の域のままですが(笑)。。。ちなみにNOTEのプロフィール写真はスタジオで撮ったドラムです(決して自分の所有ではない)。

学生時代はエレキギターとバンドをかじっておりましたが(低レベル)、社会人の今となってはドラムのシンプルかつその奥深さに魅了され、忙しい生活には非常に向いた楽器であると痛感し、結構はまっております。何か楽器を始めたい方にかなりお勧めする楽器です(ちなみにギターはかなり弾き方を忘れ、できなくなってしまっている状態)。

そんなドラムの良さを考えてみたいと思います。

1.そもそも楽器は基本的に手軽にできないものが多い

楽器ってそれなりに練習を積まないといけないものです。いきなりできるようになるものではありません。
経験したギターの場合でいうと、まずギターはコードを練習しますが、Fコードと呼ばれるもので結構な人が挫折します。ギターは右利きの人であれば、左手で弦を押さえる楽器なのですが(タッピングという右手で弦を押さえる奏法もありますが)、Fコードは左手の人差し指で全ての弦を押さえる必要があります。私も苦労したのを覚えておりますが、これが簡単そうでなかなかできない。イメージ的には左手の手首を手前斜めに捻るように曲げて押さえるような形ですね。

あとは弦を正確に押さないと音が出なかったり、速弾きに憧れましたができず終わったり(そもそもそこまで練習しないのが悪いですが)。
楽器は始めたらまず根気よく続けないという大前提があります。練習しないとそもそもできるようになりません。

2.手軽に始められてそれなりにできる例外はドラム(だと思う)

しかしドラムはまた事情が違います。そもそも楽器経験がない人でも、相当音楽センスがいい人はすぐにマスターしやすい楽器であるなと思う一方、まったく音楽センスがないと思い込んでる人でも取り組みやすいと思えるようになりました。今のところ。以下、理由を述べます。

理由1:「絶対に音が出せる」

ここ重要なのでもう一度言います。

「絶対に音が出せる」

はい。
そうです。
ドラムはスティックで叩けば、必ず音が出ます。コードがガシガシ鳴るだけで音がきれいに出ず、だんだんと飽きてきて「あーやーめた」となりやすいギターと比べたら圧倒的に音を出しやすい。

「音を出すことは楽器をやって一番始めの感動体験」

です。
楽器で音を出すことの爽快感、満足感を味わったらもう止められなくなるでしょう(多分)。


理由2:体感的に加えて視覚的に理解しやすい(=動きを模倣しやすい)。

ドラムはリズム楽器です。そんなの分かっていると言われそうですが、楽器のエアー演奏(弾いているふり)をしてみてくださいと言われた時に、ギターは色々形があると思いますが、ドラムのエアー演奏は大体の人が、腕を交差させて、右手と左手で違うリズムを取るのではないでしょうか。

多くの人はリズムというものを頭ではなく体で感じ取れると思います。リズム感は誰しもある程度は備わっている(はず)ですし、ドラムはそのリズムを楽器に乗せて音として表現する分かりやすい楽器です。
あと、腕をクロスさせるポーズは何故取れるのでしょうか?これは誰しも一回は見たことがある音楽番組等でドラマーの動きが目に入ってきているからだと思います。ギターだと正直細かい動きになればなるほど、視覚的な情報としては処理するのが難しいと思います。その点、ドラムは動作も大きくて分かりやすい(曲によってはかなり難しい動きしてますが)。視覚的な情報も得られやすいということは、動きを模倣しやすいということになります。

3.持ち運びが楽な楽器(必要なものだけであれば)

これももう一度言います。

「持ち運びが楽」

楽器は基本的に大きいものが多いです。たまにいませんか?電車になるとギターやベースを担いでいる人を。まれにコントラバスを入れているだろうなと思う学生さんが自分と同じくらいの大きさのハードケースを抱えていますが、持ち運び本当に大変そうです。

その点、ドラムはスティックオンリーです。鞄に忍ばせる大きさですし、さほど場所を取りません。ドラムの一部のパーツ(スネアやペダル等)を持ち運ぶ人もいると思いますが、そもそもドラム全部を抱えていく人はいません(できない)。

これは一日に複数のスケジュールがある人にはかなり都合がよいと思います。一日に予定が複数あると言ってわざわざ駅のロッカーに預けることも必要ありませんし、重い楽器でストレスを感じることはありません。これは本当に実感します。ギターをしてたまに音楽スタジオに行ってた頃は、肩にギターのケースが当たって肩が赤くなったりしてました(一番赤くなるのはストラップ)。

少しリズムに乗ってきた、というところで次回に続く。

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