36日目 西国観音三十三か所 歩き遍路今津~三十番 竹生島 宝厳寺~三十一番長命寺の手前

今日は途中から雨でした。大雨!今まで何で雨降らんのか思ってたのが、今日はちょっと降りすぎやでぇとついワガママになります。

今津港から船で竹生島へ。琵琶湖で船に乗るのは中学以来で違う意味でテンションが上がりました。

滋賀で生まれ育って初めての竹生島は思ったより狭かったです。ほんま寺と神社と売店しかないシンプルさ。ここは日本三弁天で有名で、観音さんは端っこでご鎮座。昔は比叡山の坊さんが何人も修行した地で、色んな逸話が残ってます。
今まで西国を歩いてきましたが、殆どが山深い場所にあります。真剣に修行するなら人の声が聞こえない場所がいいのは想像に易い。昔々ある東大寺の高僧らは、考えが息詰まると期間を決めて一人山に入って修行したらしいそうです。比叡山もそうですね。日本は修行しやすい高さの山が多いから、ずっと昔から修行⇒山篭もりだったんです。

何よりすごいのは、それらをしっかり守った有力者の力。僕は一人で歩いていますが、昔はきっとお供がいたんでしょう。いくら修行でも、身の回りを誰かがやってくれないと集中なんてできないですよ。
だから名僧と呼ばれた人々の裏に何人支える人がいたことか。想像に絶します

さて、彦根に船が着いてそこから南下しました。ちょい前なら次の札所の目の前に着いてたのに。彦根から長命寺まで大体25キロ。ただひたすら国道を歩く簡単な行程でしたが、雨のせいでスピードが落ちますね。
結局長命寺の納経時間に間に合わなくて、目の前の宿坊へ。いやぁ助かりました。宿坊がなかったらエライ目に合ってました。

明日は31 32番と回り、ついに最後へ向かいます!32番から最後までは80キロあるのでまだかかりますねー

今を楽しまなきゃ 楽しんでます



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