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「コロナ時代に生まれて本当に良かったなあ」という不謹慎な話。

とある島の卒業式でのスピーチ

先月、男木島という瀬戸内に浮かぶ島で開催された卒業式。そのときのPTA会長の謝辞が素晴らしかったのですが、それをもとに僕も久しぶりにnoteを書いています。

この記事を書いている2020年4月。これほど不確実な時代はないんじゃないかなあと思っています。コロナ時代=不確実性が極めて高い時代。未来なんて誰も読めないなあってことです。

僕個人の話をすると、起業してから1年目は西日本豪雨で近隣県が大災害を受けて、今度は3年目に入ってすぐにコロナウイルス感染症の発生と拡大。戦略や戦術は必要だけど、事業計画というプラン自体にあまり意味がないと気づきました。

それよりも、目の前にある一瞬一瞬のチャンスに飛び込む。今、目の前にあるできることに挑戦する。飛び乗る。それを事業戦略の1つにする。つまり、「フッカル=フットワークが軽い」を大切にする。西日本豪雨が発生した直後も瀬戸内サニーは復興応援動画のプロジェクトを展開できて、結果としてお仕事の相談を頂くことが増えました。だから、「変化」を前提として行動できることが重要だなあということと、災害などの有事が発生するたびに成長できる会社体質になってきた気がします。

もちろん変化するのは大変です。時間も使うし、苦労するし、お金も使うし。なんならなんでこんな辛い思いをしないといけないんだろうって、1年目も2年目も泣きながら仕事をしていたこともあります。(弊社の1周年パーティでは思わずスピーチの後に泣いてしまいました笑)

コロナ時代という時代の大波を乗りこなす

コロナ時代とは「不確実性」の時代。なんならその不確実性という時代の波さえも楽しんで乗りこなす。同じ波は二度と来ないように、コロナ前時代の波はもう戻らない。既存の商習慣は戻ってこないと思っていた方がいい。じゃあ、せっかくだから新しい波を乗りこなして、今まで見たことがない面白い世界を見に行きたい。ただ「変化」をするのではなく「変化を楽しめる人」でありたい。

変化を楽しめる人は「変人」と呼ぶ。僕は自分が変人で良かったなあと思うし、瀬戸内サニーに関わってくれる仲間は自信を持って言えますが変人しかいません。そんな変人の仲間たち、そして変人なお客様たちと、ここから広がる新しい世界を見に行けるのが楽しみで仕方ない。下を向いてても仕方ない。僕は今、毎日ワクワクしながら、コロナ時代に生まれた意味を噛み締めながら、全力で仕事をしています。

久しぶりにnoteを書きました。今仕込んでいるものが佳境を迎えているのですが、またGW周辺にリリースします。

最後に、最前線で奮闘している医療従事者や、小さな命と向き合っている保育士の皆さん、さらには普段と違う状況の中で毎日ご苦労なさっている日本、そして香川県内すべての皆さん、皆様のおかげで、僕らは守られていて、生きることができています。本当にありがとうございます。


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