イールドセッション体験記③
約一か月ぶりにしのぶさんのセッションを受けた。
1回目は仰向け、2回目はうつ伏せ、3回目となる今回は横向きでのセッション。
これでyield embodiment®︎ Part3までのシリーズを受けたことになる。
田畑さんの表現を借りるなら、分厚い肉の全面を満遍なく焼いた状態だ(笑)
今回のセッションとシリーズを受けて感じたことを記していく。
最初に軽く会話をしてからセッションへ。
この会話の時間で駅の雑踏で興奮していた神経系が落ち着いていくのを感じる。
何気ないけど大切な時間。
現在の身体の状態を確認。
・歩行時に右膝裏の粘っこさあり。
・右下腿の重だるさ。
・左肩外転時に軽度の痛み
・歩行時に上体の動きが少ない
ベッドに横向きになりセッションスタート。
ファーストポジションはすんなり決まる。
けっこう身体全体の緊張が強く、とくに左仙腸関節の強張りを感じる。
時間を過ごすうちに左仙腸関節が解けてきて、同時に身体全体の緊張も緩んでくる。
右足関節付近をタッチされると、胸郭上部が緩んで可動域が広がり空気が肺に流れ込んでくる。
しばらく経つと左肩関節がしっくりくる箇所を探すように細かく動き始める。
反応が落ち着いてきて静かな時間を過ごす。
左下の横向きに体勢変更。
違和感のある左肩を下にしたことで最初は少し身体の緊張があったが、早いうちに落ち着く。
一気にイールドが進んだ感覚があり、起きていると眠っているの間にいる感覚が続く。
自覚できる身体の動きはないのだけれど、自分の内面で何かプロセスが進行している感じ。
この感じを言語化できないのが難しい。
ただ静かになにかが動いている。
もしかしたら細胞の流動を感じているのかもしれない。
続いて仰向けに。
仙腸関節を中心に動きが出始める。
両下肢も自転車のペダルを踏むような動きをし続ける。
左肩関節も微調整を再開、ローテーターカフが微細な動きをし続ける。
身体の動きが落ち着いてしばらく経つと、肚の涼しさを感じ始める。
しのぶさんに服を一枚めくられたかと思ったくらいの涼しさ。
これまでWSの時に田畑さんが言っていた「肚が涼しい」感じを初めて体感。
こうやって体験が増えていくのは嬉しい。
コレクションする楽しさではなく、単純に出会えた嬉しさ。
肚に涼しさを感じながらしばらく過ごす。
しのぶさんから声がかかり、自分のタイミングで座位、立位へ。
身体の状態を確認。
・歩行時に右膝裏の粘っこさあり。→消失
・右下腿の重だるさ。→軽減
・左肩外転時に軽度の痛み。→軽減
・歩行時に上体の動きが少ない。→動き出る。
他には、
全体的に縦にも横にも広がった感覚。
視界が明るくなる。
ゆったりとした気持ち。
身体全体にあった薄い澱みがクリアになって透明度が増した。
終了後にしのぶさんとしばらく対話。
イールドワークのセッション後の対話は自然と深くなる。
身体が安心安全を感じてオープンになっているので、素直に言葉が出てくる。
言葉にする前に通過するフィルターが少なく、時にはなくなる。
時間の概念がない空間で話している感じ。
3回のセッションを通して、身体の前面・後面・側面のイールドが引き出されたわけだが、回数を重ねる毎に空間、世界への信頼が増している感じがした。
これまでと世界の眺め方が変わる感覚。
環境に対して不安ベースで身体を硬くしてgetしにいっていたのが、落ち着いてその環境で起きることに気づくだけ。というような。
他人軸ではなく自分軸へ。
そんな転換を体感できたシリーズだった。
過去2回の体験記はこちら↓
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