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「意味のない世界」へようこそ

イールドワークのセッションを受けていると、日常生活で存在している層とは違うところに存在していると身体ごと感じることがある。

マッサージベッドに横になっていたはずなのに身体はどこにも接地しておらず、でも不安定さは一切なくて、やわらかなお湯の中に揺蕩っている感じ。

サロンの外から鳥の鳴き声が聞こえてくるが、鳥の鳴き声だとは認識されず、ただ音が身体にやってきて暫し留まり、そして去っていく。

その世界は「意味のない世界」
正確にいうと、意味のくっつかない世界。
音はただの音で、なんの意味もない。

ほんとうは全部そうで、シンプルで、色んな刺激に意味がくっつくから複雑になる。

セッションが終わると、少し時間をかけて日常生活の世界に戻る。
そしてまた、「意味があると思い込んでいる世界」を生きていく。
でも、これまでと同じように世界を捉えることは出来ない。


ごきげんラボ




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