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2023年11月20日(月)|「野球いっかん!」の田中愛梨と廣岡まりあについて書く

田中愛梨が可愛い

「〇〇ちゃんと〇〇くんの好きなところをどれだけ沢山言えるか勝負しようよ!」みたいなバカップルのくだりになると勝つ自信があるぐらいには田中愛梨のことが好きだ。

こうなると、いざ改まって書くとなると、ポン、ポンと中々言い出しにくいものだ。人間は、気持ちが強くなり過ぎると、感情を吐露しづらくなるのかもしれない。「何事もほどほどが一番」という格言はココにも当てはまるとは。いやはや、恐れ入った。

ハッキリ言ってしまえば、一度好きになったら、その人の全てが好きになってしまうのだ。これは個人差があるかもしれない。少なくとも僕はそのタイプ。そして、彼女は、第一印象の時点で「あっ、この子ええやん!」と思ってしまった。ゆえに、ロケットスタートを決めて、そのまま現在進行形で驀進(ばくしん)中なのだ。分かりやすく例えるならば「サクラバクシンオー」みたいなものだ。知らんけど。

なので、この場で「私は田中愛梨の〇〇が好きです」ということを記載するのは割愛しようと思う。「なぜアナタは山を登るのか?」と聞かれて「そこに山があるからだ」と答えた著名な登山家の気持ちを少し知ることが出来た気がする。「言わずもがな」になってしまうのだ。

しかし、世の中は世知辛い。恋人に「私のドコが好き?」と聞かれて「うーん、全部好きだからなあ。コレと言うのは難しい」とでも答えようものなら「お茶を濁した」と解釈されて、最悪の場合、諍(いさか)いに発展してしまうのだから。

このテーマに関しては、この場を借りて声明したい。「全部好きだからなあ」という言葉を、テイの良い言い訳のように用いるマネは、僕は絶対にしない。もしも「私のドコが好き?」という質問を、好きでも嫌いでもない人に言われたら「特に無いなあ」と答えるし、嫌いな人に言われたら「むしろ嫌いなトコの方が挙げれそうやなあ」と答える。僕はそういうタイプの人間だ。(僕の返答のモラルや善悪は一回置いておくことにする)

僕が言いたいのは「何を言うか」よりも「誰が言うか」を考慮して受け取って欲しいということ。「全部好きだよ?」をテイの良い言い訳のように用いる人も居るかもしれない。けれど僕は違う。それを、もしも聞いて来たのが恋人であるならば、僕の言葉選びの癖ぐらいは、ある程度知っていてほしい。これはいわゆる「期待し過ぎ・相手に求め過ぎ」なのかい?

とにかく、僕は田中愛梨が好きだ。それは疑いようのない事実だ。せっかくだから好きになった瞬間だけ触れておこう。第一印象から好きになったと書いたと思う。そう。忘れもしない。彼女は「高橋周平選手がサードを守っている時にお尻がプリッとしているのがたまらない」と言ってのけたのだ。この発言を聞いて好きにならないわけがないだろう?

気持ちが乗って来たのでもうちょっと書きたくなったのでエピソードを付け足す。彼女が初めて始球式に臨むにあたって、過度の緊張から食欲が減退してしまい、体重が2キロも落ちてしまって、他の出演者の宮本慎也さんやディレクターの方から心配されている中、飛び出た言葉が「バナナ1本で焼肉を食べた時のような満腹感が・・・」である。あのセリフで更に好きになった。「迷言」をナチュラルに生み出せるのは「売れるタレント」の必須項目と言っても過言ではない。好きだ。大好きだ。田中愛梨。

ちなみに僕はカープファンである。

廣岡まりあって誰よ?

まず謝る。廣岡まりあファンの皆様、トゲトゲしい表現を用いて申し訳ない。ただ、これが、率直な僕の心情だった。僕は嘘をつくのが嫌いな人間だ。いや、嫌いというよりも、嘘をつけない、といった方が正しいかもしれないが。

なので、体裁を取り繕うことよりも、ありのままの気持ちを書くために、この表現にした。イメージ的には、彼氏の連絡先から見たことがない女性の名前が出て来て、憤りを隠せない表情を浮かべながら詰問する、大体そんな感じであろうか。

ちなみに、僕の脳内では「野球いっかん!」のディレクターに対して、田中愛梨が詰問しているシーンを思い浮かべて、ちびまる子ちゃんの野口さんよろしく「クックックッ・・・」と笑っているのだが、これはさすがに悪趣味が過ぎるので内緒にしておく。

田中愛梨と廣岡まりあの決定的な違いについて触れたい。第一印象の違いだ。田中愛梨は前述した通りプラスイメージだった。しかし、廣岡まりあは、少なくとも僕にとっては、マイナスイメージだったのだ。湘南乃風『親友よ』の「初めての出会いは最低だった~♪」ぐらいには、マイナスだったと記憶している。

そもそも「新アシスタントが登場!」と言われた時点で、田中愛梨が大好きな僕にとっては、ショッキングなニュースだったのだ。この点に関しては廣岡まりあは全く非が無い。

いや、この点に関しては、というか、どの点に関しても、全く非が無いのだけど、単に僕が恋慕の念をこじらせているに過ぎないのだけど、まあとにかく、廣岡まりあという具体名が出る前から、田中愛梨とは別の女性アシスタントが登場すると聞いた時点で、僕は「ええ~、田中愛梨だけ見ていたいのに、見る機会減っちゃうじゃん・・・」と落ち込んだ。これは事実なのである。

その後、廣岡まりあが登場して、金村暁さんと円滑に会話を進めるためのアシスタント役として、初仕事を終えることになったのだが、正直、僕の中では、マイナスイメージのまま、動画は終わってしまった。

なんというのか・・・、正直に書いてしまうけれど、あんまり、印象に残っていない。後日、金村暁さんが、宮本慎也さんと一緒に出演されていた時に「前回はまりあちゃんと一緒だったからデレデレしちゃったけど、今回はスーツを着た宮本さんなんで、もう背筋がピンッと張っちゃって・・・」と言っていたのが一番印象に残っている、つまり、廣岡まりあ自身ではなく、廣岡まりあと共に出演した金村暁から見た廣岡まりあ、的な部分でしか覚えていない、それぐらい僕の印象に残らなかったのだ。

ゆえに「女性アシスタントは田中愛梨だけでいいのに・・・」という念を、より一層強くさせてしまって、しまいには「廣岡まりあがアシスタントの回は見ないことにするか・・・」とか「もういっそのこと『野球いっかん!』自体をオサラバして、別の野球系ユーチューブチャンネルに移るか・・・」も、真剣に考えるようになっていった。

だからこそ「廣岡まりあって誰よ?」という見出しが最も相応しいであろうと判断して、トゲトゲしい表現と分かっていながらも、強行することに決めた。その点、少しでも理解していただければ、幸いである。

田中愛梨も廣岡まりあも可愛いやんけ!

しかし、そんな意気消沈ムードの僕に、転機がおとずれたのだ。

あれは確か、廣岡まりあ初登場の収録回を終えて、2回目の登場の収録回、英智さんとお話していた時のこと。

正直、この時の僕は、完全に「惰性」で見ていた。なぜなら、先ほど述べたように「田中愛梨の回しか見ない」とか「『野球いっかん!』自体見るのをやめる」という気持ちでグラグラと揺れ動きながらも、でもやっぱり、最初期の、松原聖弥の兄の芸人さんが出ていた頃から「野球いっかん!」を見てきた僕としては、どうしても「見ない」という選択肢を取る踏ん切りが出来ず、「まあ英智さんは独特の語り口で面白いしソレ目当てで見るか・・・」と、テキトーな言い訳を見つけて、ローテンションで視聴することにしたのだ。

今振り返れば、ローテンションの視聴、言い換えれば、”動画の内容・質にほとんど期待していない状態”、であったのが良かったのかもしれない。

こういう表現をすると、またしても廣岡まりあファンの皆様に怒られてしまうかもしれないが、この時の僕は、廣岡まりあに対する期待値は、ほとんどゼロに等しかったのだ。だってほとんど記憶に残らないような状態なのだから。僕にとっては、居ても居なくても変わりない、そんな存在だから。念を押すけど、僕にとっては、ね。あと、今この瞬間の僕、だからね。

だからこそ、廣岡まりあのことを、フラットに見ることが出来たんじゃないかなって。第一印象は、そもそも「新しい女性アシスタントが登場!」の時点で「もう間に合っているよ・・・」と思っていたし、その新しい子は僕の中でビビッと来るものがなくて「ほらこんなことになる・・・」と、マイナスイメージを加速度的に上昇させていたから、とてもじゃないけど、フラットに見ることは出来ていなかったと思うんだ。

あと、英智さんと共に出演したのも良かったと思う。なぜなら彼女はドラゴンズファンだから。週に1回は現地観戦に行くぐらいのガチ勢で、ドラゴンズは滅法相性が悪いベイスターズ戦、それも敵地の横浜スタジアム、それも雨が降りしきる中でも、遠征して現地へ駆けつけるぐらいの、ガチガチなドラゴンズファンだから。落合博満をして「アイツが捕れなきゃ誰も捕れない」と評した、言わずと知れたドラゴンズの守備の名手、英智さんと共に出演したのだから。彼女のアシスタントとしての素質を開花させるにはうってつけの相手だったと言えるだろう。

さて、メインディッシュに入ろうか。

廣岡まりあは「相性が悪い球団・敵地の球場・雨天試合」という悪条件が重なることを、全く意に介さないような表情で「試合が始まる前から『今日は負けるかもなあ~』とか思いますか?」と言ってのけたのだ。「たとえ点差が開いたとしても『でも石川昂弥が満塁ホームラン打てばまだ分からないよな~』とか思っちゃうんです」と言ってのけたのだ。

ありがとう廣岡まりあ。そのコメントが聞けたことで、今現在も「野球いっかん!」を楽しく視聴することが出来ている。英智さんとの回でも、僕の中で印象に残るシーンが無ければ、本当に見なくなっていた可能性はある。それもかなりのパーセンテージで。

特に僕の中でグッと来たのが、”爪痕を残すために過激な発言をしました”、という感じがなかったところなんだ。彼女のイメージを一言で表すならば「清楚・華やか」だと僕は思っている。そんな彼女が、さも当然のように「はじめから負けると思って球場に行く人が居ますか?」とか「どれだけ点差が開いたとしても途中で勝利を諦めるはずないじゃないですか?」などと言ってのけるのだ。それがたまらなく良かったのだ。

こう書くと誉め言葉から逸脱するかもしれないが「ヤンデレ系ドラゴンズファン」と称したくなるような表情とコメントだった。少なくとも僕にはそう感ぜられた。ある意味、一番怖いタイプ。平気な顔で目や耳を疑うような言動を取りそうな・・・。

※あくまでも筆者の妄想である。

この感覚、田中愛梨には無かった。彼女はどちらかと言えば「清楚・華やか」とは対極に位置するようなタイプだから。ちょっと表現が古めかしいかもしれないが「チャキチャキ娘・おてんば娘」と称したくなる子だから。もちろん、そんな彼女が、とても可愛くて、とても大好きなんだけど。

けれども「人間は比べて理解する生き物である」などと言われることがあるように、好対照の人物をアシスタントとして配置することによって、お互いの良さが引き立ち、相乗効果を生み出すのも、また真なりなのである。

そんなことを「田中愛梨・廣岡まりあ」のコンビから考えさせられた。



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