見出し画像

🍺2024年5月5日(日)|すいません、今起きました

「すいません、今起きました」

寝坊で出社に遅れて慌てて上司に連絡を入れる若手社員のような始まり方になってしまった。遅刻理由を正直に述べるのは僕は評価したい。って、自分で書いた言葉を自分で評価したいって言ってたら、世話が無いよな。

そんなわけで、二日酔いなう。

昨日は、それはもう、しこたま飲んだ。なぜならこどもの日だから。ちーがーうーだーろー。豊田真由子はどこに行ったんだよ。元気にやっていてくれよ。僕は何かしらのスキャンダルで世間を騒がせた著名人のリスタートを応援する委員会の会長を務めている。心の中では、だけども。

やれ、ベッキーのゲス不倫、やれ、矢口真里のクローゼット不倫、やれ、アンジャッシュ・渡部建の多目的トイレ不倫、いつまでもいつまでも、ネチネチと、過去の失態を、鬼の首をとったように言い続ける輩は、一定数おられる。だからこそ、僕は、そんな声に屈さず、強く生きて欲しいと、心の底から願っている。ただ、あくまでも、心の中では、だけども。無力で、ごめん。

僕自身、道徳的・倫理的な観念に乏しい人間だから、どの口が言ってんだ、と自ら思いつつも、多目的トイレでサクッと情事に耽るっていうのは、ちょっとそれはどうなんだ、と思ったのは否めない。すまん。この流れで言うべきじゃないとは分かっていたのだが。良くも悪くも、嘘をつけない男なもんで・・・。

それはさておき。

昨日は気の置けない地元のメンツと飲み屋に繰り出したわけだが、それなりに高い金額を支払えば、リッチな体験が出来るもんだなぁって、つくづく感じた。

“それなりに”の価格設定は個人差が大きいと思われるが、僕の場合、“5千円”だった。円安や物価高が叫ばれている世の中では、世間一般よりも安いのかもしれない。ただ、僕としては、奮発してコレぐらいだ。

まぁ、メンツが変われば、“それなりに”も、当然、変わってくるのだけど。恋人とのデートだったら、もっと上がってくるよ。今、居ないんだよ。多分今後もしばらく居ないよ。そもそも異性の飲み友達すら居ないよ。悲しくなるようなこと言わせんなよ。

そんなわけで、5千円を目安に、飲み放題付きコース料理のお店に繰り出したわけだが、これがなかなかに良かった。まず席が良かった。一人当たりの席の範囲が広い。「鳥貴族だったら1.5人分だな」と言って友人達が笑うぐらいには広かった。飲み始める前のアイスブレイクタイムで笑いを取るのは経験則から言ってもなかなかに難しいんだぞ。多幸感。

そっからは、しこたま飲んだ。酒が入ると、もう何にも覚えていない。いや、そんなことはないが、時系列をたどりながら、事細かに書いていける自信は無い。だから書かない。否、書けない、と言った方が正しいか。

あっ、そうそう。

接客が良かった。「恐れ入ります」と言うんだ。それは凄く印象に残っている。「俺が居酒屋でバイトしてた時は『すんませ〜ん』しか言ってなかったのに、指導が行き届いてるねえ」と言ったら、また友人達が笑ってくれた。多幸感。

先ほど、“何にも覚えていない”と書いたが、実は、そんなこともない。突然、フラッシュバックしてくることが、たびたびあるのだ。

元来、僕は、そういう気質がある。「前後裁断」の逆を行くような人生を送っているとも言える。未来を憂いて、過去を悔やむ。我ながら、大変よろしくない。

おそらく、今回の飲み会も、後日、「あの時の会話、○○って返しじゃなくて、△△って返しだったら、もっと場の空気が盛り上がったのかなぁ・・・」とか、思い悩む時が来るはずだ。今は二日酔いで頭が働いていないけど、類似場面等に遭遇したら、きっと、ある。これは断言出来る。経験上、ほぼ間違い無い。

“今を生きる”

この言葉を意識するたびに、僕は、「過去と未来に生きてるなぁ・・・」と、心が重苦しい感じになるのだが、言い方を変えれば、過去の言動を省みて、現在の行動に活かしたり、未来から逆算して、現在の行動に活かしたり、とも言えるのかしら。

まったく、“モノは言いよう”とは、よく言ったものだね。言い得て妙だ。

そんなことを考えていたら、“防衛的悲観主義”って言葉を思い出した。この言葉が僕は好き。確か、柔道で金メダルを取った人が、モットー(?)にしていたはず。それで世間から広く認知された印象がある。僕もそこから知ったんだっけか。あるいはビジネス書かも。忘れた。でも、知ったその瞬間から、「あ〜わかる〜」って思った。「マイナス思考・ネガティブ思考」を自認する人は、是非とも知ってもらいたい考え方。グッと生きやすくなるはずだから。

※大野将平さんでした。

さて、打ち疲れたので、このへんで。


【P.S.】

“今を生きる”って言葉を書いてから、ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』が脳内再生されてるんで、リンク貼っときます。

歌詞を書くと、色々と厄介みたいだから、控えてるんだけど、でも、どうしても、今、書きたい気分だから、ワンフレーズならいいだろう、ということで、厳選して・・・。

“永遠を、このフィーリングを、ずっと、忘れないでいて”

僕の口癖。

「“忘れる”と“無くなる”は似て非なるもの。」


【P.S.】

ちなみに、この曲は、『横道世之介』っていう小説が原作の映画の主題歌なんだけど、原作の本も、スッゲー良いんで、オススメっす。続編も結構出てるんで、是非是非。吉田修一さんは詳しくないけど、『横道世之介』を読んで、作家ローラーしたくなるぐらい、僕はハマりました。

本棚に1作目があったわ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?