家族を大事にすることの重要性
「クソばばーうぜーんだよ❗️」
この言葉は、母親に私が言った最後の言葉です。
私の母は、女手1つで私と姉の2人を育ててきた。
ヤンチャな私は母親の言うことなど聞く耳も立てなかった。
私は当時、食も細く母の作ったご飯を完食した記憶がない。
そんな母は体が弱く、私の7歳の誕生日に天国へ旅立った。
母親との思い出は、あまり記憶に無い。
しかし、最後に放った言葉と、葬儀場で「死なないで」と言ったのは覚えている。
「あなたにとって家族とはどの様な存在ですか⁉︎」
お父さんとお母さんがいて、兄弟がいたり姉妹がいたり。
子供がいない家庭があったり、片親の家庭だったり。
人それぞれですよね。
でも、家族ってものすごい邪魔で、うざくて、うるさくて、消えてしまえって思うときありますよね。
1人になりたいのにいちいち関わってくるし、勉強しなさいってうるさいし、ご飯いらないのに作ってるし、朝早くに起こしてくるし‥
考え出したら愚痴って止まらなくないですか⁉︎
でも、これだけは忘れないでください。
あなたが今、ご飯を食べて、学校に行けて、お風呂に入れてベットで寝ることができるのは当たり前ではないと言う事を。
世界で学校に通っていない子供の数は3億300万人と言われています。
親の病気や不慮の事故、経済的な理由や親からの虐待など理由は様々ですが、親が育てることができない子供たちは、厚生労働省の発表では4万5000人もいると言われています。
私もそのうちの1人でした。
7歳で親を亡くし、4年生から養護施設を転々としました。
学校に通えない期間や、運動をできない不自由な生活をしていました。
でも今でもずっと後悔しています。
学校に行けないとか、親がいないとかそんなことどうでも良いと感じるくらいに後悔しています。
なぜ母に、素直にありがとうと言えなかったのか。
美味しいご飯を美味しいと言えなかったのか。
幼いからでは言い訳にはならない。
今もし会えるなら会ってありがとうと伝えたい。
だからこそ私がここで伝えたいのは1つだけです。
それは素直に気持ちを伝えると言うこと。
今、胸に手を当ててよく考えてみてください。
家族の誰かとわだかまりはありませんか?
喧嘩をしてひどい言葉を浴びせていませんか?
もしも悪かったな、言いすぎたなって気持ちが少しでもあるなら今すぐに素直に謝るべきです。
冒頭でもお伝えしましたが私が母に最後に伝えた言葉は「クソばばーうぜーんだよ」。
後悔しても仕切れません。母は二度と戻ってこないですから。
毎日残してたご飯を、こんなにも食べたいと思うなんて当時はわからなかった。
経験した私だからこそ分かります。
あなたの毎日は当たり前ではない。
家族は大事にしてください。
それは子供から親だけでなく、親が子供に対しても同じです。
決して家族で喧嘩をするなとは言っていません。
喧嘩をしている時は冷静になれず、つい口が滑ってしまうことはありますから。
大切なのはアフターフォローです。
悪いところはしっかりと謝る。難しいことなのは分かりますが、素直に伝えてみましょう。
せっかく家族になったんです。
素直にお互いの気持ちを伝えましょう。
ひどい言葉を使うのはやめましょう。
私みたいに後悔をしないように‥
皆さんの家族がこれからも幸せでいっぱいである事をお祈りしております☺️
次回の記事では家族を大事にするとは⁉︎についてまとめようと思います。
皆様のご意見ご要望がありましたらコメントいただけると幸いです😄
今回の記事はここまでです。
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