移住のあれこれのお話④

こうして2軒目の古民家ともサヨナラして、目標を失ったかのようになった私は、またまたネット検索でお家を見るだけの日々を送っていました。

予算を指定して検索すると大体ヒットする物件は限られてきます。
そしてやはり現物を見ないと始まらない。

う~ん  ここはやはり不動産屋さんという職業の方と繋がってみなければならないか…
正直不動産屋さんにはこれまでご縁が無く、電話するのもちょっと勇気が要りました。売買の知識もゼロで警戒心マックスでした。
けど、実際に内覧をしてみないと移住したいという私自身の思いも満たされないであろうという強い思考が働きました。

ダメもとで電話してみよう。それでいい!


その時電話して繋がったのが、お世話していただくことになった不動産屋さんです。
電話した時も、内覧を希望した物件はすでに売れていました。不動産探しってやはり慌てずじっくりゆっくりがいいのでしょうけど、ガックシと力が抜けたのを覚えています。

ですがその電話で
「古民家をご希望でしたら、お値段上がりますが他にこんなのあります。御覧になりますか?」
と、次の物件を紹介していただきました。
その物件は、なんと私が気に入って通っていたエリアにありました。

「見ます!是非!」
捜していた場所で紹介された物件。
これなのか?これがそうなのか?

力が抜けた後すぐに復帰してしまうところ、どうだかな~
まぁ落ち着いて 行ってみなきゃわかんないよ
と、私の中の私に言われましたが
不動産屋さんと日程調整して会うことになりました。

季節は短い梅雨を終えた頃でした。


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