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みんな少しは理解して!

会社経営・心理カウンセリング・教育コンサルタント・接客業人材育成講演家、りゅうこころです。ryukokoro

「余りにも理解が無い」と心を痛めていらっしゃる方からのご相談を是非知って戴きたくて紹介しようと思います。その方は食品販売店のレジで働いていらっしゃる方です。


自粛で暇だからって家族全員で来ないでください!

世の中コロナウィルスの影響で自粛ムードが高まり、皆様不要不急の用事でない限り自宅から外に出ない様にしていらっしゃるのはわかります。でも、通常の食料品の買い出しや医療品の買い物など、必要でお店に来られるのはわかります。だからって家族全員でいらっしゃるのはご容赦願いたいのです。私は一日に何百人もの方とレジを挟んでお会いしているのです。お客様一人なら仕方がないかと思うしかないのですが、ご家族全員でいらっしゃるという事は誰が保菌者かわからない状況下で感染リスクは増えるのです。この恐怖をわかってほしいのです。


お札を出す時に指を舐めるのをやめてください!

普段から手洗い・消毒は徹底しています。それでも紙幣というのは誰が触ったかわからない、最も危険な感染媒体であると思います。それをお財布から出す時に乾燥しているから出しにくいのはわかりますが、指を舐めて紙幣を取り出さないでください!それを触らなければならないこちらの感覚をわかってほしいのです。飛沫感染レベルではありません、その方が保菌者であった場合は直接感染です。「そんなの消毒すればいいじゃないか」って言われる方もいらっしゃいますが、お客様からお金を受け取ってすぐ消毒したら「オレが汚いのか!」とお叱りを受けますし、逆に消毒しなければ「消毒しなさいよ!」と叱られます。こんな事ならすべてのレジをお客様ご自身で会計されるシステムにしてほしいです。


マスクもせず咳やくしゃみを掛けないでください!

マスクが感染予防に万全の対策でない事は知っています。それでもマスクをしていない方を見ると呼吸が苦しくなり過呼吸になりそうになります。そのお客様に悪気があったとは思いません、でもくしゃみを掛けられる側の気持ちも考えてください。こんなピリピリしている時期に自分がされたら「不可抗力だから」で済みますか?花粉の時期でもありますのでくしゃみが出てしまうのは仕方のない事だと思います。でもその時にマスクをしていらっしゃってくしゃみをされるのと、直接飛沫を吹きかけられるのとでは全く気持ちが違います。余りにも思いやりのない行動だという事をわかってほしいのです。


マスクが売っていないからと私に怒鳴らないでください!

『いつになったらマスク入荷するの!』『あんたが付けているマスクは裏からコネで手に入れているんだろう!』毎日この様な心無い言葉を浴びせられる側の気持ちを少しは理解してください。食品のレジをしている私だって人間です!マスクが無い不安感やイライラを私にぶつけないでください。お客様はお会計で一度通ればいいレジかもしれませんが、私達レジ係りは同様のお客様に一日何度も同じことでお叱りを受けるのです。毎日肉体的疲労よりも精神的疲労で参ってしまっています。言いたい気持ちはわかりますが、ご自身が言われたらどういう気持ちになるのか、考えてみてください。


私はレジ係りであって、ばい菌ではありません!

何人ものお客様をご対応させていただくに辺り、まるで私が汚いものであるかのように言われるお客様がいらっしゃいます。『カゴに触るな!』とか『お前が触らずに会計できないのか!』とか、ピリピリしていらっしゃるのもわかりますがそんな言い方は無いと思います。もう故意に傷つけに来ている様にしか感じられません。そんな事を仰られるのであれば、一度手に取った品物を戻さないでください!なぜお客様は許されて私達はお会計の為に商品を手に取る事に対してそこまで言われなければならないのですか。お客様は無菌なのですか?


正常ですか?異常ですか?

如何ですか?「そんな酷いヤツ居るのか!」と思う事が出来たあなたは正常です。世の中パンデミックで異常事態、謂わば(ウィルス戦時中)なのです。もし正常だとしても、お客様の些細な行動や目線に恐怖感を感じていらっしゃるお店の方は沢山みえます。決して他人事だとは思わず、今回の記事や『これに準ずる行為が二次災害である』という認識を持ってください。

他人を傷つけるのは簡単です。でも傷ついた心を修復するのは何十倍も、何百倍もの時間と労力を要します。ご自身が何か言葉を発しようとした時に一度立ち止まって「この言葉は他人を傷つけないだろうか、他人に優しい言葉だろうか」と考えてみてください。あなたの心無い一言が、時にあなた自身を殺人犯にしてしまうことだってあるという認識を持ってください。

りゅうこころでした。ryukokoro


重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。