日本の感染が永く続きますように

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

中国の飲食店

「アメリカの感染を熱烈にお祝いします。小日本の感染が永く続きますように」とメッセージを掲げた中国の飲食店がウェイポーで拡散され、世界から凄まじく叩かれています。

日本でも

日本でも横浜中華街で「中国人出ていけ」などのヘイトがありました。ヨーロッパでも「アジア人出ていけ」等の差別行為が横行しています。こんな時ほどお互いに助け合わなければならないのに、全く何をしているのでしょうか、「平和ボケにもほどがある」と呆れてしまします。

オリンピック開催延期

確かに選手のコンディションや年齢面などを考慮すると、オリンピック延期は苦渋の判断だと思いますが、メディアで取り上げられているニュースと言えば「オリンピック延期による経済損失」とかそんなことばかり。国境を越えたスポーツの祭典というスローガンはどこ吹く風で、各国経済効果の事ばかり議題に上がっています。当たり前のことですし、仕方のない事です。でも、それが一番視聴者の目を引くからと言って取り上げているマスコミは、「それだけ国民の不安を煽ってでも自社が儲けられればそれでいい」という身勝手さを感じて仕方ないのです。

火葬が間に合わない

イタリアでは死者数が急激に増えすぎて「火葬が間に合わない」と棺が順番待ちで並んでいるそうです。毎日身近な人が亡くなって、毎日火葬しても追いつかない状態なのですよ。そんな時に経済損失がどうとかアメリカ工業株がどうとか、もっと前面に押し出さなければならない問題があるでしょうに。「経済の源である人が亡くなっている」という事に、世界人類は鈍感になりすぎていると痛烈に感じます。

感染者四万人を隠していた

中国でも「もうコロナウィルスの峠は終わった、マスクの必要なし」なんて小手先の安全宣言を出していましたが、そんな事が嘘な事くらい全世界わかっていますから。ニュースになりましたが、「中国で症状の出ていない陽性患者四万人を隠していた」と。そりゃそうでしょう、ウィルスというのはそもそも生命体の起源ですからね。「消毒した」くらいで死滅するものではない事くらい人類はわかっています。でもやる以外に手がないからやっている訳で。

足元を見直しなさい

今回の新型コロナウィルスは、もちろん良い事では無いですよ。でも「平和ボケした人間達よ、足元を見直しなさい」と言われている気がしてなりません。些細な事で傷つけあったり殺し合ったり。鳥インフルエンザが流行すれば殺処分、豚コレラが発生すれば殺処分、じゃあ人間が発症したら？「差別の応酬」です。他人の事をとやかく言う前に、自分だけ何とかなればいいという身勝手な思想を全身が捨てて、こんな時くらい助け合いましょうよ。

りゅうこころでした。ryukokoro