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奈良県職員「ホームジャンプ失敗」まだこんなバカがいるのか

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

バカッターと言われる人間が少しは減ったかな・・・と思った矢先にこの事件。「Twitter」に投稿されたこの動画。男は奈良市の30歳の職員で、およそ3メートルの幅を飛び越えようとして線路に転落する様子が笑い声とともに写されています。

恐らく『電車が来ていないから』みたいな短絡的発想で事に及んだのでしょうが、もう本当に馬鹿としか言いようがないですね。何でこんな事を自分の職歴を顧みずに行うのか。「ただ3メートルを飛んでみたい」なら川でも道路に線を引いてでも、健全に走り幅跳びでもいいはずなのに、SNSにあげるという行為の心理を考えてみます。

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なぜ注目されたいと感じるのか

今まで散々ニュースになってきたバカッター達は後先考えず、これだけ損害賠償のニュースになりながらもやってしまうのか。もちろん目立ちたいからなのでしょうが、根はもっと深いところにあると私は考えます。「社会的無関心」がそもそもの根幹ではないでしょうか。

・ SNS時代・動画時代でニュースを見ない

・ 自分の行動が波及する迷惑を考えられない

・ 結果発生するであろう損害賠償について考えない

・ 行動が本能的で非常に短絡的である

・ 他人に興味がない、思いやりがない

この、「他人に興味がない、思いやりがない」というのがこれら案件の肝だと私は考えるのです。要は「目立つ・話題の中心になる事が出来るのなら後先考えられない、考えようとせず行動してしまう、という事なのです。言い換えるならば「自己中心的・自分勝手の塊」です。独善的です。


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なぜ独善的なのか

それを良しとする世の風潮になってしまっているからです。本来、権利と義務の比重は同じものなのですが、権利の主張ばかりがまかり通る世の中になってしまって、義務を疎かにしてもあながち困らない世界になってしまったからではないかと考えます。

・ 選挙?めんどくさいから行かない

・ 家族良港に行くために、子供の学校を休ませても構わない

・ 何でうちの子供が嫌いなものが出る給食費を払う必要が?

・ そんなこと学校が教えるのが当たり前でしょ

などなど。いつから日本人はこんなに『被害者面』することを恥ずかしいと思わない人種になってしまったのか。思いやり、譲り合いの精神はどこに行ってしまったのか、いつから損得勘定ありきで考えるようになってしまったのか、これからの研究材料です。

信号機が黄色から赤色になった瞬間でも「自分だけは行かなきゃ損!」みたいな運転は止めてくださいね。命は一つしかないのですから。

りゅうこころでした。ryukokoro




重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。