「黒いオジチャン」(あれは絶対UMA)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
今日は看護師時代に見た
「黒いオジチャン」について
書いてみます。
未確認生物…?
分類されるかもしれない不思議なお話です。
…だって! 居たんだもん!!…
あれは、夜勤帯のAM0:30頃だった。
病室のラウンド(巡回)を終え
詰所に帰る時にホール(食堂)の
前を通るのだが…。
そこで…
「キャッキャッキャ」
声がする…。
もちろん、患者はいるわけがない。
スタッフも仮眠中だったり
別な場所で仕事をしているので
ホールにいないことは、わかっていた…。
常夜灯で薄明りのホール。
背中がゾクッと凍り付く…。
声の主は…1人じゃない…。
最低、3人は…いる…。
…誰?
ホールに近づくと…
バタバタと数人分の足音まで聞こえる…。
(そんなに大きくはない足音だけど…)
足取りが重くなる。
ただですら、夜中の病棟は…
ちょっと、不気味感あるでしょ?(笑)
幽霊か?幽霊が数人出たか?
にしても、賑やかだ。
…なんか楽しそうにも聞こえる声…
私は一歩…一歩…と歩みを進めた。
静かに足音を立てず、明かりも消して。
心臓を抱きしめるように…。
(;゚Д゚)…(;゚Д゚)…(;゚Д゚)…?
何!あれ! 誰? あれ!
「黒い…オジチャン?」
(´゚д゚`)?
身長120㎝あるかないかの大きさ
ガリガリ体型
全身真っ黒
ギョロっとした目つき
…でも子どものような表情の
オジチャンの顔立ち
少し、かん高い声
同じような奴が5人…
「追いかけっこ」…?
あまりにも夢中で遊んでいたのだろう。
私に気が付いていない様子の
オジチャン’S
ガニ股で手を少し横に広げて
みんな同じ格好で走り回っていた…。
なぜ、こんなところで…こんな奴らが
追いかけっこして遊んどるの?
不思議すぎて口が半開き状態
呆然と見ていたら…その1人が
私に気が付いて…
(; ・`д・´)!
ハッとして動きが止まった。
「こ、こんばんは~…」
声をかけてみたものの
返事…あるわけない。
急に楽しそうな空気が一変。
みんな驚いて慌てて散らばるように
走って逃げていった…
そりゃ、話すでしょ!
同じ夜勤だったスタッフに!!!
…誰も信じなかった…。
身振り手振りで説明しても…
笑われるだけだった…
印象は…悪気のない
見た目が気持ち悪いオジチャン…
はしゃいでる姿がかわいいオジチャン。
また、見てみたかったが
あの晩に一回しか会うことはなかった。
今、思い返せば奴らも妖怪だったのか…
そんな風にも思える。
「またryukoちゃんが変な話をしてる 笑」
しばらく職場では笑い話と笑い者になった。
だって!本当にいたんだもん!
あれが…
UMA(未確認生物)
って奴か…
悶々とした気持ちを抱えながら
数日経過した頃。
夜勤明けの霊感があるスタッフが
「奴を見た!!」
私に駆け寄り興奮状態で報告してくれた。
「ryukoちゃん!私も見ちゃった!
1人だけだったけど…
黒いオジチャン廊下を歩いててね…
私と目が合って…
慌てて○○号室に入っていった!」
特徴は同じだった。
ちょこちょこと小走りに走る感じと
少ない髪の毛…耳が小さくても尖がってて
愛嬌のある…オジチャン…
「そう!そいつよ!」
周囲のスタッフが一気にドン引き状態でした。
しばらくは恐怖の対象へとなった
オジチャン…ですが
以後、彼女も見かけることはなかったようです。
皆さんは、UMA…信じますか?
P.S
気のせいだったのかと思い始めたころに
別のスタッフも「見ちゃった!」というね…。
昔テレビで話題になった「小さいおじさん」
とは、少しイメージが違いますが
見たからといって特別な「幸・不幸」もなく
普通に過ごしました。(笑)
脳の疲労で頭痛と共に見える現象とも
言われていますが…。
(私も彼女も頭痛はなかったしなあ)
さて、真実はどこにあるんでしょうかね…。
( *´艸`)
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