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挑戦の一歩目をここに[DRAEM2023挑戦日記#1]

僕は恵まれた環境で育ってきました。


親の教育の中で、

『自分のことは全て、自分自身でできるように』

ということで、一人っ子ということもあり、
様々な経験をさせてもらえました。


でも、だからこそ僕には
強烈な原体験が存在しません。
自分自身の強烈な悩みが存在しません。
辛い過去が存在しません。


ある去年一緒にBackpackFESTAを作った仲間が、
あるnoteを書いていました。

タイトルは、『不幸なあなたが羨ましい』

(すまんトネ、勝手に引用しました笑)


僕はこれまでも個人事業主として働き、社会起業に触れ、その中で多くの社会起業家たちが語る強烈な自分自身への悩みや葛藤を聞き、自分自身だって『社会のために、世のため人のために何か価値を創出したい、誰かに幸せを届けたい』そう思っている。けれど、自分に原体験がないからこそそのフィールドに立つ権利が与えられていないようなジレンマをすごく抱えました。ずっとこの一年以上悩んできました。


悩みまくった東海学生AWARD



けれど、ふとすごく思うようになりました。

「原体験を感じている人の方が
少ないんじゃないか?」


去年の1年間、海外に行けないぶん、
様々な日本の地方津々浦々に訪れました。

そこにはたくさんの今を生きる方々がいました。

自分自身の誇りを持って、
仕事をする方々がいました。

別に彼らは「悩みを解決する」ため
に働いているわけではない。
けど確かに彼らは「誰かのために」
働いていました。



僕も、自分がワクワクしたり、
何か守りたいものを守ったり。
そんな明るい夢の描き方をしようと
思えるようになりました。


その中で、「もっとより多くの“意志を持って働く人“と関わる機会を!」と思い、より多くの旅をするようになりました。まさしく人に会いに行く旅をしました。と同時に、自分自身の中でこれまで経験した違和感や葛藤を全て言語化していくことにしました。(この部分もまた少しずつ言語化出来ればと思います)


オンライン数学塾で上手くいったけどどこか納得がいかなかったのは、「最悪別になくても困らない」ものになるなと思ってしまったから。自分は本当に必要ななくてはならないものに自分の人生の限られた時間を使いたいと思うようになりました。

名古屋で学生団体を運営しながら、名古屋の大学生向けに楽しみ方の発信および、イベント運営をする団体を立ち上げました。1年間で40人の仲間にも恵まれインパクトも徐々に増えてきました。けれど人生賭けたいかと言われるとどちらかというと趣味に近いかなと思うようになりました。より持続的に誰かの根本を作りたい人間なのかなということがわかりました。

多くの人を幸せにすることを、組織面(HRサイド)から関わることにロマンを感じ、(株)スタメンという会社の戦略人事として、包括的に関わらせていただきました。めちゃくちゃ良い会社で考え方も好きだけれど、その中で感じたのはもっと直接的に誰かの幸せを作りたいなと思うようになりました。

そのほかにも自分自身、工学部(次年度より情報学部)の人間だからこそ、ITという道でも模索しながら、どこかに自分が絶大にワクワクすることがあるんじゃないかなと経験をしましたが、自分自身はもっと地に足をついて行なっていきたい、ITはあくまで武器として捉えたいと思うようになりました。


なんかもの寂しいからトマトマン🍅



様々なことを通して自分自身の軸は
少しずつ明確になってきました。

『より持続的により広域に、
誰かの幸せの根源を守れるようになりたい』

今の世の中では現在、様々なサービス業やエンタメや娯楽がありふれるようになり、インターネットでは動画やSNSで多くの方が楽しめるようになりました。けれどその中でその幸せの根本を守っている、そんなたくさんの職業があります。

僕はそんな人の幸せの根本を支える人間でありたいなと思っています。その中で「食」特に農業分野に対し、すごく興味を持つようになりました。実体験し、経験する中で農業という領域の莫大さ、これからの可能性、これからの必要性。多分多くの都会に暮らす方にとってはただただスーパーに行けば野菜が売っていると思うかもしれない。けれどその中には様々な環境が取り巻き、一言では言えないヤバさを含んでいる、そんな世界です。


実際9月下旬は北海道で農業を🥦


人にとって食は欠かせない。

けれどその当たり前を守るというのは、
すごく尊く大変なことであるのは
言わずもがなだと思う。

と同時にまだまだ僕も「自分は農業を守りたい、プレイヤーとして食環境を守っていきたいんじゃないかな?」という段階。まだ自分の可能性を決めつけたくない。この2年間は自分自身の美学をひたすら磨く時間にしたい。だからこそ来年世界一周に行きます。理由はこの世界にはまだまだ日本にいるだけじゃわからない幸せの形とその幸せの根本にあるあたり前を守っている人がいる。少しでも若いうちにそんな多くの縁の下の力持ちに触れたい。感じたい。そして人それぞれ違う「幸せの形」を知っておきたい。感じておきたい。2年後に全力でスタートダッシュできるように。

今回、DREAMに出場した理由は、この思いや考えや衝動を自分の中でもまとめをつけられるように。そしてこんな僕の思いでも少しでも共感してくれる人がいるんじゃないかという思い。いつもは表舞台にはあまり立ちたいと思えない、そこまで得意じゃない自分ですが、地を張って這いつくばっていければと思うので、よろしくお願いいたします!

発信多めで頑張っていきます!

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