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令和四年十二月十八日 伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう) 神奈川県横浜市

横浜が日本一の貿易港として急速な発展を遂げていた明治三年(1870)に創設。
戸部という地にあった伊勢の神宮より勧請されたと伝わる古社を再興、港が一望できる丘の上に鎮座する。「横濱総鎮守」また「関東のお伊勢さま」として崇敬を集めている。御祭神は天照大神。


社号標が建つ参道入口からニノ鳥居に続く石段が印象的。鳥居は木製の神明鳥居。

かなり大きな神社である。この日も結婚式や多勢の参拝客で賑わっていた。

鳥居の原型とも言われる聖域を分け示す注連柱(しめばしら、標柱とも書かれる。)その先に本殿が見えてくる。

現在の本殿は平成三十年の秋に竣工した三代目。古代の建築様式を今に伝える「神明造」である。

本殿の中。この後に結婚式が行われた。


境内神社、杵築宮/子之大神(きづきのみや/ねのおおかみ)。杵築宮の御祭神は豊受姫大神(とようけひめのおおみかみ)。食物や養蚕を司る女神で生糸商たちから篤く信仰された。伊勢の神宮の外宮(豊受大神宮)のご祭神でもある。
野毛・桜木町一帯の氏神であった子之大神は、横浜大空襲で社殿を消失、合祀に至る。



こちらは大神神社(おおみわじんじゃ)。奈良県の三輪明神大神神社の御分霊で、磐座(いわくら)と呼ばれる古代の祭祀場の姿が再現されている。御祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。



直書きをしていただけたのに寺院用の御朱印帳を持って行ってしまい、書き置きをいただく。こちらの神社の象徴である桜(ソメイヨシノ)の印が押される。


龍神ボニーとともに、龍神様の神社を巡る 42

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