『カメラを止めるな!』感染拡大

映画『カメラを止めるな!』が快進撃を続けている。8月23日から、韓国でもいきなり50館以上で上映が始まった。

この映画は過去に類を見ない、とても不思議な映画で、私はすでに3回見たが、一度見ると必ずもう一度見たくなる。ただ良いから、好きだから何度も見た映画は過去にもあるが、この映画は病気に感染したような症状になる。

リピーターが多いのは、内容や技術的な部分で再度確認したいという意味もあるが、出演者や監督と一緒にこの映画の現場に入り込みたいという気持ちにさせられるのだと思う。

見れば見るほどみんなに愛着が湧き、何か手伝いたくなってしまう。今はSNSで拡散できる時代だから、多くの人はツイッターなどでつぶやき、イラストレーターや画家は、出演者の似顔絵やシーンを絵にしたりしている。

多くは事務所にがんじがらめにされているような役者ではないから、ツイッターで出演者をフォローし、コメントを書くと、本人が返事をくれたりする。

有名な俳優や芸能人もすでにずいぶんたくさんの人が見て、賞賛のつぶやきなどし、監督や出演者たちは素直に驚き、喜んでいる。

映画はほんとに好き嫌いが人によって違うし、気に入らない人もいるかもしれないから、私は一切の責任は負わないが、この映画は今、絶対に見たほうがいい。少なくとも、この低予算の映画がこれだけの社会現象を起こしているという事実は確かめておいた方がいいと思う。

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