見出し画像

人が全て

僕たち夫婦が、合同会社アースボイスプロジェクトという会社を立ち上げて12年経ちました。

今まで、ありとあらゆる職域の人たちのインタビューをさせていただいてきました。その数は延べ一万人以上になっています。

その人たちから得た情報は、「日本の宝」として我が社のサーバーにアーカイブされています

何年か前、ある物流系の会社の取材をさせていただいた時に、社長さんが興味深い話をしてくれました。
「榎田さん、私は景気の良い時に設備投資はしないんです。反対に、景気の悪い時は、借金してでも設備投資します」
僕は、驚いてその理由を尋ねました。
「景気の良い時は、忙しくなって資金も回るので、あれこれ欲しくなる。そんな時に設備投資しても、景気が悪くなった時や常に変化する状況に対応できるか分からない。だけど不況の時、景気の悪い時にこそ将来、本当に必要になるものが見えてくるからです」

僕は思わず唸ってしまいました。今もその会社は繁栄し続けています。

コロナ禍における、どの企業や組織にも必要な「投資」とは何か? それは「人」だと思います。

自己肯定感の質のいい、物事の本質に気づく力の高い人。そして、共感をベースに支え合うチームの育成。
これは、いくら勉強会を重ねて知識を与えても実現出来ないでしょう。

勉強して、感動して、「考え方」が変わったとても、三日で元に戻ります。
三日坊主というやつです。

以前の投稿で述べたとおりに、人の「考え方」は「感じ方」に支えられています。
人の「感じ方」を変えなければ「考え方」も「行動」も根本的に変わらないのです。

今、必要なのは勉強会ではなく「稽古会」だと思います。
会社や組織に合った「稽古法」を提案しています。
次回のオンライン対談「榎田竜路の愛でよろしくVol.2」」では、自分作りと組織づくりについて、お話しさせていただきます。
ご関心のある方は、ぜひお申し込みください。

また、今、社員や自分の自己肯定感に関してや、チームビルドの手法に関して、お悩みの方はご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?