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事実は一つだけど真実は人の数だけある


真実とは、各人のモノの見方=バイアスが事実に直面した時に形成される物語のこと。
この物語は思い込みとして強固に機能するので、いくら事実を突きつけても簡単には変化しない。
思い込みは思考ではなく直感の産物。
それどころか思考さえ直感の召使いに過ぎない。
直感のエラーから逃れるためには、直感そのものを鍛えるしか手がない。
直感を無視して論理的思考を推し進めると鬱になるように人は出来ている。
だから論理的な安全保障の構築の説明より、根拠が希薄でも明快な安心を求める。
そういった意味ではパフォーマンス命の野党の言動にもウンザリするが、驚異的にコミュニケーション能力の低い政権担当者たちにも嫌気が差す。
政策を作る官僚たちの分かりにくい資料も何とかして欲しい。全ての日本人が東大を出ているわけではないのだから。
イラストでも漫画でも使って政策を伝える努力をしないと助けられる人も助けられなくなるぞ。
ニャンギー

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